歌林vcd

　　　　　　　　　　　　　　　　　　黄乙玲は歌林時代に２枚のLDを出していますが、ここでは画像の説明を中心にしていきます
　　　　　　　　　　　　　　　　　が、最初の「成功一定[口自]的」は台湾の画像です。ただ、昔の台北ですから縦貫線の踏切が
　　　　　　　　　　　　　　　　　写っているのが今では貴重な画像かもしれません。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　台湾で録られたものは「春風戀情」もそうで、これは阿里山でのロケです。ここでは黄乙玲
　　　　　　　　　　　　　　　　　が乗っている列車が地震で実質廃線となってしまった眠月線ですから、この画像も今では写せ
　　　　　　　　　　　　　　　　　ない光景にないりました。
　日本のロケでは「水[水發]落地難収回」・「失約」・「摸心肝想看覓」が沖縄のものですが、「困難的背後」は富士山が出てきますから、これは最初のLDのものですので、このVCDは２枚のLDの作品を編集して出されていることが、該当のLDがなくともわかりました。この箱根ロケの画像を見ますと、この時にジャケットに使うような写真も撮られているようです。
　「閃無路」では画像は再び沖縄に戻ります。「人」では関東に戻ってきています。だいたいは都内のようですが、船など部分は横浜なのかもしれません。「何必想起」は新宿周辺でJRの車両が結構出てきていますが、黄乙玲が乗ったのは西武線でした。車内の画像は高田馬場→西武新宿の上り線で映されているようです。
　「酒愁」はどうでしょう。市街地でのロケもロケが多いので場所を特定しにくいのですが、背景に沖縄タイムスの広告が見えたりヨナバル交通というタクシーも見えますので、那覇市の他に与那原町にも行っていそうです。。
　なお、歌林では11枚のアルバムを出していますが、曲名の後ろに（　）をつけたものはアルバムのタイトル曲だったもので、『成功一定[口自]的』は歌林で10枚目のアルバムのタイトル曲だったというわけです。

　『牽成(二)』は１とは違って歌林時代前半の作品が多く収められています。
　最初が黄乙玲の地位を確立したといっていい「講什麼山盟海誓」からですが、これは浅草の画像が多く見られます。そして、次の「収不回的愛」では「講什麼山盟海誓」でも見られた寛永寺が中心になります。都内の画像が多いものは他には「六月割菜假有心」がありますが、これは新宿になります。ただ、歌っている画像は箱根のものです。他は箱根の画像が多く、ただ海が見られるのはどの辺りでしょうか。横浜方面もありそうですが、相模湾の画像も見られました。
　ここで異色だったのは「水中月」で、これは沖縄ロケのもので、これだけは第２弾のLDの収められていたものということになります。ムーン・ビーチはわかりましたが、他にも海中公園の辺りも行っていそうですから、沖縄中部での画像が中心かと思います。