このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

山佳

台湾の小さな町並み

 台北〜桃園の間の駅で、最も小さい駅が山佳になります。かつては付近の小さな炭鉱からの貨物などもあったそうですが、現在では旅客のみの駅です。駅から北側にやや町並みが広がってはいますが、東側は川に遮られますし西側は山が迫っていますので、大きくベッドタウン化することもなさそうです。駅の設備も跨線橋や地下道が設けられていませんから、台北方面の列車に乗るときには線路を渡って行かなければなりません。ただ、台北近郊でローカル・ムードを味わえるということで訪れる方もあるようです。
 線路と川の間には道路が走っていますが、その道路と川の間の狭い平地に何軒かの日式家屋が建っています。実はかつての官舎だったそうで、役所かあるいは鉄道に勤めた方が使われたのでしょうか。
 この話をうかがったたのは、三峽から板橋までバスに乗った際にお世話になった板橋にお住まいの方からでした。日本語がわかる世代のかたで大変に助かったのですが、なぜ古い家屋の話になったのかはよく覚えていません。何か昔の話をしているときに出たのかもしれませんが、それが記憶にあったので、山佳で直ぐに電車に乗らなかったわけです。

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