このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

ヨセミテ国立公園(7〜8月)

  アメリカで最も人気の高い国立公園のひとつ、ヨセミテ国立公園 Yosemite National Park 。そののゲートシティ、マーセド Merced から公園へと続く州道140号線です。サンフランシスコからはドライブでほぼ半日かかります。はるか前方に見えるのはシェラネバダ山脈。この中に目指す楽園は待っています。

  ヨセミテ国立公園の中心地・ヨセミテバレーを流れるマーセド川にて。上方にそびえ立つのは世界最大級の一枚岩、エルキャピタン El Capitan です。カリフォルニアにはこのような自然が多く残されていて、国立公園や州立公園などとして保護されています。その中でもこのヨセミテは、森林・山岳・動物・渓谷・清流・滝など、様々な要素を併せ持つ自然の楽園です。

  ヨセミテバレーの入り口からバレーを望んで。はるか後方には、ヨセミテのシンボルであるハーフドーム Half Dome が鎮座ましましています。この時期は残念ながら滝の水量が少なかったのですが、雪解け水の多い5〜6月の滝は大迫力だそうです。滝壷近くの岩に寝そべって滝を見上げてみたり、渓流を歩いてみたりして、自然と一体になったような心境でした。

  ヨセミテといえばこれ、夕暮れ時のハーフドームです。バレーから車でグレイシャーポイントという展望台まであがると、このような景色が待っています。近くではパークレンジャーがユーモアたっぷりにガイドをし、眺めている観光客も刻々と変化する景色にただ息をのむだけ。アメリカでまず自然の美しさを知らされた瞬間でした。

  たくさんの美しい景色には恵まれたものの、もう一つの魅力である動物たちとの出会いは、最終日までできませんでした。しかし、最終日の朝、森の中の宿(コテージ)を出ると、そこにはシカがいるではありませんか! 動物はどのような動きをするかわかりませんので、その場でじっとしてたところ、そのシカが寄ってきた! わずか5分ほどの出来事でしたが、最後の最後に大きなお土産をもらったような気がして、興奮も冷めぬままに帰路につきました。


 

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