このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

シュプール号が行く

 国鉄末期に登場し、一時は首都圏・中京圏・関西圏から各地のスキー場を目ざして多数運転された、スキー客輸送列車「シュプール号」。マイカー指向の伸展や、冬季レジャーの多様化によるスキー客そのものの減少などのために、2003〜2004年シーズンではわずかに関西方面から妙高・黒姫へ向かう列車のみとなってしまいました(*1)。さらに2005〜2006年シーズンを最後に運転そのものが取りやめになっています。
 このページでは、2004(平成16)年の1〜2月にかけて直江津・妙高高原近辺で撮影した、「シュプール号」の画像をアップしています。

(*1)
スキー客輸送を目的とした列車についていえば、2003〜2004年シーズン現在、大船〜山形間(新宿・仙山線経由)の「ゲレンデ蔵王号」はじめ何種類か運転されています。


「シュプール号」のヘッドマーク。なかなかかわいいデザインだと思います。 直江津駅。 2004(平成16)年2月11日撮影。

雪煙を上げて。583系の「シュプール号」の回送列車。 信越本線高田〜春日山間。 2004(平成16)年1月16日撮影。 


高田平野を行く583系「シュプール号」の回送列車。 信越本線高田〜春日山間。 2004(平成16)年1月15日撮影。

  

急行「きたぐに」用の編成も使用されます。「シュプール信越雷鳥号」を除いて、全て「急行」として運転されていますが、急行列車そのものが壊滅状態の現在にあって、貴重な存在です。 信越本線脇野田駅。 2004(平成16)年1月17日撮影。

朝日を浴びて矢代川橋梁を渡る、583系の「シュプール号」回送列車。10連ともなるとなかなか見事です。 信越本線北新井〜脇野田間。 2004(平成16)年1月10日撮影。

特急「シュプール雷鳥信越号」用に登場した、485系パノラマグリーン車。 信越本線新井〜二本木間。 2004(平成16)年1月12日撮影。

上のパノラマグリーン編成の後追いです。雪晴れの逆光は露出に悩まされます。485系の正面は画像の通りの出来でしたが、バックの雪山は見事にすっ飛んでしまいました。ネガカラーで撮影すれば、山もそれなりに撮れたかもしれませんが…。 信越本線新井〜二本木間。 2004(平成16)年1月12日撮影。

糸魚川から回送されてきた特急「シュプール雷鳥信越号」用の485系9連。細かい違いはあるものの、国鉄時代の「白山」「あさま」を連想させる編成です。なお、一連の「シュプール号」の中で、唯一夜行とならない「シュプール雷鳥信越2号」のみ、特急列車として運転されます。(残りの1.3.4.6号は急行列車)。 信越本線新井〜二本木間。2004(平成16)年2月11日撮影。

黒姫まで客扱いをした後、糸魚川へ回送される583系「シュプール号」。信越本線関山〜二本木間。 2004(平成16)年2月11日撮影。

一面の雪原の中を走る583+485系11連の「シュプール号」回送列車。 信越本線関山〜二本木間。 2004(平成16)年2月11日撮影。


黒姫を後に一路関西方面を目指す「シュプール雷鳥信越2号」。愛称を見る限り「雷鳥」グループの一員のようですが、ご覧のようなヘッドマークが用意されています。 信越本線黒姫〜妙高高原間。 2004(平成16)年2月11日撮影。

みぞれ降る直江津駅に停車中の「シュプール4号」。 直江津駅。 2004(平成16)年2月11日撮影。


おまけ

ユーロライナーを使用した「シュプールユーロ赤倉・志賀号」。少し前までは、このような列車も見られました。雪の信越国境に挑むユーロライナーも撮影したかったです。 中央本線落合川〜中津川間。 1997(平成9)年2月8日撮影。 


こちらは381系使用の「シュプール栂池・八方号」。中京圏から大糸線沿線のスキー場を目ざした列車です。 名古屋駅。 1998(平成10)年2月27日撮影。


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