2009年大阪造幣局桜通り抜け 合計348本126品種の内巡り会ったもの
写真に撮りましたが早咲き遅咲きの関係で全部の桜に出会えなかったのは
残念に思います。過去の写真に有っても今回無いものも有ります。 |
| 【綾錦】 北海道松前町の浅利政俊氏が「松前早咲き」の実生の中から選出
あやにしき 育成した桜である、花は紅淡の大輪で花弁数30枚弱花付きは良い。 |
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| 【一葉】 東京荒川堤に有った里桜で 花心から1本の葉化した雄しべが出るので
いちよう 此の名がある 花は淡い紅色で花弁数25枚程あり満開時には白味がかる。 |
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| 【花笠】 北海道松前町で〔福禄寿〕の実生の中から選出育成した大輪の美しい桜で
はながさ 雌しべが葉化し其の形状が花笠に似ているので此の名が付けられた
花は紅色で 花弁数は30枚ほどある。 |
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| 【花染衣】 北海道松前町で育成された桜、花見時の衣装である花染衣(ハナゾメコロモ)
はなぞめい にちなみ此の名が付けられた 花は淡紅色の八重咲き直径4.5センチの
大輪で花弁数は40〜60枚程ある。 |
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| 【関山】 明治初期東京荒川堤の桜として有名になった桜で花は桃色大輪
かんざん 花弁数30枚程度ある。 |
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| 【菊桜】 花弁数が100〜200枚と非常に多く菊の花に似た優雅な
きくざくら 桜 である、花は淡い紅色 |
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| 【九重】 大島桜系の里桜で 花は淡紅色内外の花びらが同色の
ここのえ 美しい桜の花である。 |
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| 【御衣黄】 花は黄緑色で開花が進むにつれて花弁の中心に紅色の縦縞線が
ぎょいこう 現れる大変珍しい品種で 花弁は15枚程度である。 |
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| 【紅華】 北海道松前町の浅利政利氏が実生の中から選出した桜で濃厚色の
こうか 花が密生して咲き 咲き方が華やかで有ることから此の名が付けられた
花弁数は約30〜40枚ある。 |
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| 【紅玉錦】 北海道松前町で八重霞桜と里桜の交配から選出育成された桜で
べにたまにしき 蕾が紅の玉のようになり花が球状にになる 花は淡紅色の大輪で
花弁は40〜50枚程になる。 |
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| 【紅虎の尾】 古くから京都で栽培されていた桜と云われ 其の咲く有様が
べにとらのお 虎の尾の様で有った事から名が付いた花は淡紅色。 |
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| 【紅手毬】 小手毬と同様であるが 花が赤い手毬の状態になるところから
べにてまり この名が付けられた。 |
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| 【紅南殿】 京都佐野藤右衛門氏が栽培していた桜 花は紅紫色。
べになんでん |
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| 【朱雀】 昔、京都朱雀に有った有名な桜で 直径約4センチ花弁数10枚程度あり
しゅじゃく 花は淡紅色で外弁はやや濃色、垂れ下がって咲く。 |
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| 【春日井】 奈良県春日山の麓に有った桜を京都市の佐野藤右衛門氏が
かすがい 接ぎ木育成した桜 花は淡紅色で花弁数15〜20枚程。 |
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| 【松月】 東京荒川提に有った名桜で 平野神社の平野撫子に似ている
しょうげつ 花は最初淡紅色で次第に白色に変化する花弁数は約25枚程度
葉化雌しべが有る。 |
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| 【松前琴糸桜】 桜研究家の浅利政俊氏が昭和34年北海道松前町で毬山家の
まつまえこといとざくら 庭にあった無名の八重桜の種子から作り出した
桜で花弁数40〜50枚ある。 |
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| 【水晶】 花は白色小輪で有るが気品が高い 花の外側は僅かに淡紅色を帯び
すいしょう 散る間際になると中心部より紅色を帯びる花弁数20〜30枚で花の先端に
切れ込みが多く変化に富んでいる。 |
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| 【数珠掛桜】 新潟県京ヶ瀬村の梅護寺にある桜で花は淡紅色菊咲き系で
じゅずかけさくら 親鸞上人が桜の枝に数珠を掛けられたと云う故事から此の名が
付けられた、花弁数200枚程ある。 |
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| 【静香】 北海道松前町で[天の川]と[雨宿]との交配から選出育成された桜、
しずか 色は白色で花弁数15〜20枚で芳香がある。 |
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| 【千里香】 東京荒川提に有った桜で 芳香が有る為に此の名が付けられた
せんりこう 花は大輪白色。 |
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| 【大提灯】 球形の大輪の花が提灯のようにぶら下がって咲く、
おおちょうちん 花は淡紅色を帯びた白色である。 |
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| 【天の川】 東京荒川堤にあった里桜で樹姿が箒状となり淡紅色の花が
あまのかわ 上向きに咲く珍しい品種である花弁数は10〜20枚ある。 |
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| 【都錦】 京都御所にあった桜で 花は淡桃白色花弁数は20枚程ある。
みやこにしき |
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| 【東錦】 東京荒川提に有った大島系の里桜で花弁数15〜20枚の大輪の優雅な
あずまにしき 品種、花は淡紅色で蕾は濃紅色。 |
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| 【二尊院普賢象】 京都嵯峨野の二尊院に有った由来がある由緒有る名桜
にそんいんふげんぞう 親木はすでに枯死しているが、佐野藤右衛門氏の
接ぎ木により後継樹が残っている、
花は菊桜系で濃紅色花弁数80150枚ある。 |
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| 【日暮】 東京荒川提に有った品種で花は外側の花弁の先端と外面は淡紅紫色
ひぐらし 内側の花弁はほとんど白色である花弁数約20枚程度。 |
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| 【普賢象】 室町時代から京都地方に有る有名な桜で花の中から緑化した二つの
ふげんぞう 雌しべが突きだしその先端が屈曲する、其の状態が普賢菩薩の乗る
象の鼻に似ていることから其の名が付けられた。花は淡紅色で開花が
進むにつれて白色になる花弁数は20〜40枚ある。 |
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| 【福禄寿】 東京荒川提に有った大島桜系の里桜品種で花は淡紅色花弁は波打つ様な
ふくろくじゅ しわがある、花弁数1520枚程で大輪として代表的なものである。 |
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| 【平野撫子】 京都平野神社境内にあり花弁に撫子の花のように切り込みが
ひらのなでしこ 有る、花は大輪の淡紅色で花弁数は40枚程有る。 |
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| 【妹背】 花は濃淡になった紅色で時に一つの花に実が二つ、対になって
いもせ 着くところからこの名前が付けられた花弁数は30枚程度有り
二段咲きが見られる。 |
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| 【楊貴妃】 昔、奈良地方に有った桜で蕾は紅色で有るが開花時には
ようきひ 淡紅色となり花色も優れ豊満なので中国の楊貴妃を連想して
世人が名付けた、花弁数は約20枚程度ある。 |
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| 【蘭蘭】 北海道松前町で[白蘭]と[雨宿]との交配から選出して育成された桜
らんらん 北海道松前の子供達が上野動物園のパンダ《ランラン》の死を悼んだことと
花が密集して咲きその付き方がふくよかでパンダの毛並みに似ている事から
命名した。花は白色に近く 花弁数は20〜50枚ある。 |
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| 【林2号】 林1号に続いて育成された八重咲き桜花弁数15〜18枚有る
はやし2ごう 花は淡紅色紫色をおびる。 |
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| 【鬱金】 古くから知られた名桜で江戸時代に京都知恩院に植えられていた
うこん と、云われ樹姿は直立高木で花は淡黄緑色、ショウガ科のウコンの根
の色に似ている事から此の名が付けられた花弁数10〜15枚ある。 |
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| 簪桜(かんざしさくら) 佐藤藤右衛門氏が東北の旅の途中見つけた桜で
花か婦人のかんざしに似ているところから此の名が
付けられた花は淡紅色花弁は14〜31枚。 |
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| 【麒麟】 東京荒川提に有った里桜で花は濃紅紫色で花弁数は30〜35枚で
気品の高い品種。 |
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| 【渦桜】 東京荒川提に元々有った桜品種とされている、花名は幸せのある花弁が
うずざくら 渦を描くようにやや、螺旋形に並ぶことによる。淡紅色の八重咲きで
花弁は30枚程度である。 |
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| 【鎌足桜】 千葉県君津群鎌足村(現在の木更津市)に古くからある桜で
かまたりざくら 花弁数は30〜40枚有り花弁の先が細く屈曲して鎌形を
している、花は淡紅色。 |
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| 【御車返】 京都御所に有った里桜の一種、後水尾天皇がこの前を
みぐるまがえし 通られたところ花があまりにも美しかったので再び
お車を返して観賞されたと云う故事にちなみ此の名が
付けられた 花は淡紅白色。 |
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| 【紅提灯】 花の色は淡紅色で蕾は濃い紅色、咲き始めは紅色となり
べにじょうちん 開花が進むにつれて紅色から淡紅色になる
花弁は30枚前後である。 |
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| 【夕暮】 花は大輪の淡桃色で夕暮れに美しいと云われ花弁数10枚〜
ゆうぐれ 里桜で芳香がある。 |
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