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椰子の実
(1997.5.23)



 

椰子の実

わたしが二度目に沖縄県最南端の島、波照間島に行ったのは、
ゴールデンウィークの喧噪が一段落した5月の下旬。
島の北側にあるニシハマを散歩していたら、なんだかハリネズミのような物体が……
それは長い間波間をただよっているうちに、表面に小さなエボシガイを
びっしりとつけた、一個の椰子の実でした。

わたしの故郷、愛知県の渥美半島に流れ着いた一個の椰子の実は、
島崎藤村が「椰子の実」という詩をつくり、
柳田国男が「海上の道」を書くきっかけになりました。

ニシハマに流れ着いた椰子の実は、
わたしがこのページを作るネタになったわけです……ははは


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