このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

ファームポンド
(1997.5.24)


ファームポンド
 
 

沖縄の離島には、川のない島がたくさんあります。
まわり全部を水に囲まれていながら、地上の動植物が利用できる真水を手に入れるのは大変。
昔は空から降ってくる水や、洞窟の中にわき出している地下水が命の水でした。
現在では大きな貯水池を作って水をためたり、水の豊富な別の島からパイプラインで送水したり、
海水をイオン交換樹脂で淡水化したりしていますが、
それでも水が有限で、大切なものであることにはかわりはありません。

波照間島の最高地点には、灯台とファームポンドがあります。
ファームポンドとは、農業用水の貯水タンクのことです。
このファームポンドは高さ11m、直径22m、4000トンの水が入ります。
波照間島においでの方は、サイクリングの途中にでも、立ち寄ってみて下さい。
「なんの変哲もないタンクなんか見てどうするんだ」などとおっしゃらずに。
タンクの前にある説明板、これは一見の価値がありますよ。

どんなかって? それは見てのお楽しみ。


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