このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

沖縄の旅のつれづれ −西表島・黒島−


星砂

西表島

 数年前、西表島の星砂の浜に行きました。ここの浜は、文字どおりぜーんぶ星砂。はじめその話を聞いたときは、「嘘だぁー」と思ったのですが、行ってみたら本当でした。確かにかどがとれて丸くなってはいるけれど、ほかの浜みたいに、サンゴのかけらに星砂がちらほら、ではなくて、90%以上は星砂だった。バスガイド兼運転手のおじさんに、「いくら拾ってもかまいませんが、バスに載る程度にしてくださいねー」と言われましたが、フィルムケース一杯分くらいすくってきました。今でもジャムの小瓶に入れています。あの星砂、本当に減ってないのかな。最近行った人、どうでした?




黒島

黒島の道と自転車

 黒島で友人とふたりでサイクリングをしていた時のことです。島の東にある東筋(あがりすじ)集落から島の中央部にある黒島小中学校をめざして、牧場の中のアスファルトの一本道を走っていたら、中間あたりで道端にすわりこんでいる小学生の男の子ふたりに出会いました。わたしはどっちかがころんでケガでもしたのかと思って、自転車を止めて声をかけました。

「どうしたの?」
「なんでもないよ。ただすわってるだけ」
「大丈夫なのね?」
「うん大丈夫だよ」
「よかった。じゃあね。さようなら」

 再び自転車を走らせようとしたわたしに、ふたりの男の子は、「ありがとうございましたー」と元気よく声をかけてくれました。くりくりに日焼けした、かわいくて礼儀正しい子たちでした。なんだかほのぼのした気持ちになりました(でも、わたしの友人は別の小学生の男の子二人組に「こんにちわー」と声をかけたら、いきなりアカンベーをされたそうです)。



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