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1970年代といえば東京周辺でも旧型電気機関車がまだ多く見られました。 それらの機関車が集結していた代表的な機関区といえば新鶴見機関区です。 新鶴見機関区のちょうど電気機関車が休んでいる側線の上部には跨線陸橋があり、機関車を眺める場所としては最 高でした。 今では冷酷にも橋の側面には金網が張られ、機関車の撮影は不可能ですが、当時はそのような支障物は無く、どの 角度からも撮影が可能でした。 この陸橋の上から撮影した「葡萄色の野武士達が屯す情景」をご覧頂きましょう。 EF15が犇く 「ひしめく」は漢字で、「犇く」と書くのだそうです。 牛がひしめくが如く電気機関車が並んでいました。 この機関区には多くのEF15が配備されていたのでこのような情景が普通に見られました。 1978年2月。 電機に混じって休むクモハ12型電車 このクモハ12は東海道本線鶴見駅と新鶴見機関区の間で職員輸送のために使われていました。まだこの脇を横須賀 線が走る前のことで、陸の孤島的な場所でした。 当時は有名な存在でしたが、そのようなことを覚えている人も少なくなったことでしょう。 1978年2月。 東京機関区からのお客様 EF10 数は減っていましたがEF10も見られました。 デッキのステップを白く塗った東京機関区のEF10です。 1976年12月。 EF10の前面アップ 古参のEF10ではありますが、工作が丁寧なためか、外観上は衰えを感じませんでした。 この角度から見るとHOの模型のようです。 EF13も休憩中 戦時型電気機関車EF13です。 車体をEF58からもらって改装されたとはいえ、どこか悲哀を感じたものです。 冬の日が西に傾き風も冷たくなったので「もう帰ろうか」と思い、最後に1枚撮った次第。 1976年12月。 |
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