このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください




2004.11.22更新

新鶴見機関区 電気機関車図鑑
JR Shin-tsurumi Lok-remise

新鶴見機関区は東海道本線をはじめ首都圏から発着する貨物輸送を支える電気機関車達の重要な基地です。
昔は大規模な操車場があり、電気機関車に混じって蒸気機関車やディーゼル機関車が多く出入りしていました。操車
場がなくなった今でも様々の電気機関車たちが束の間の休憩をしている情景が楽しめます。
このコーナーでは、横須賀線新川崎駅を通った際、ちょっと途中下車をして撮影したスナップ写真よりご紹介します。

撮影年月:2004.3〜2004.10
カメラ:OLYMPUS μ15 DIGITAL


EF65試験塗装機とEF64更新車 
JRの大文字が描かれている試験塗装EF65型1059号機とEF64型更新機新塗装1052号機が並んだ情景です。
僕はこの試験塗装機がこの位置へ停車する日をずっと待っていたので、この時は天にも昇るような気分でシャッターを押した次第です。

集結した電機機関車群
いますねゾロゾロ!
国鉄型電気機関車から更新機、JR型までこの写真だけで11輛が写っています。

大宮へ回送されるED75 
直流電化区間である新鶴見で交流機関車を見るのは何とも妙な気分です。
稀にここを経由して大宮へ回送されるところを撮影できました。
定期検査入場なのか、廃車解体なのか、果たしてどうなるのか?

EF65PFとEF66の更新機
更新機2輛が並んだ構図です。
このEF66の車体上半分の青は奥のEF65と比較して明るい色です。

EF64型1000番台とEF200型
国鉄型最終グループに属するEF64型の1000番台と、JR型のEF200型。
一つの時代の区切りを象徴する機関車同士の取り合わせです。

EF65一般型更新機とEF64後期型
EF65の一般型も更新を機に塗装を変更しイメージが変わりました。
手前はEF64の後期型。前面に通風口が無く、尾灯が外はめ式のすっきりとした表情です。
しかしEF64はカッコウ良いですね!
僕にとってEF64といえば「中央本線の電気機関車」というイメージが強く、未だに新鶴見で見かけると不思議な感じがします。

EF65型更新機129号機  2004.11.22 UPDATE
EF65一般型の更新機です。
貨物牽引用であった一般型は地味な存在でしたが、更新されてもパッとしないのはこの変な色の所為でしょうか?

EF65型更新機515号機  2004.11.22 UPDATE
EF65のF型更新機です。
EF66登場前、F型は高速貨物列車牽引用として登場した区分です。
この機関車には重連総括制御を備え、貨物用なのに特急色、連結器は空気連結管付きの密着自連、その周囲には各種ジャンパー栓が並んでおり、特急列車用P型より重装備で魅力的でした。
この機関車は既に塗装が変更されていますが、今でも空気連結管付きの密着自連が残っているのが判ります。今ではEF66でさえこの空気管が撤去されているのに珍しいことです。
新塗装になるのは仕方ないとしても、正面の飾り帯は磨き出してほしかったです。

EF65型更新機1059号機  2004.11.22 UPDATE
EF65PF型の更新機です。
この機関車はPS17型パンタグラフ、正面通風口付、尾灯二重輪郭のグループです。
更新機塗装では屋根のR部分に明るいブルーが塗られているものがありますが、この機関車はブルーは単色です。

赤番号板のEF65型1069号機
国鉄色にこの赤番号が実によいアクセントです。

青番号板のEF65型1052号機
正面ナンバーが青く塗られています。赤ナンバーよりシックな印象です。
前掲赤番号と比較すると前歴の違いから電気連結栓、屋根上の機器、スノープロウの有無に変化が見られます。

パンタグラフPS17搭載のEF65型1054号機 
やはり大きなパンタグラフの方が堂々とみえます。
朝の点検でパンタグラフを上げたところを撮影できました。
正面ナンバーは切抜き文字に白ペイントのようです。

EF65型試験塗装機1059号機 
JR発足時に各種試験塗装機が登場しましたが、これは今だその姿を残す1059号機です。
正面だけを見るとEF64のような印象を受けます。

EF64型1000番台 更新新塗装機1015号機 2004.11.22 UPDATE
僕がEF64型1000番台を初めて見たのはデビュー前のことでした。
大宮の操車場に停車中の長物貨車の上に、茶色の錆止めを塗られて車体だけが載せられていました。側面は左右非対称の通風口配置で、てっきり輸出向けの機関車かと思いました。その後も数回目撃し、やがて鉄道雑誌に新車EF64型1000番台として紹介されました。
連結器周りの連結栓の多さに加え屋根上にクーラーを乗せたので重装備の迫力があります。

EF64型1000番台 新塗装更新機1052号機 
こちらは2004年より登場した更新機の新塗装です。
なかなか好いセンスです。

EF66型国鉄色38号機 2004.11.22 UPDATE
庇を付けたりクーラー搭載したりと変化が見られますが、まだまだEF66らしさが漂う38号機です。

EF66型更新機54号機 2004.11.22 UPDATE
2004年より登場した更新機の新塗装です。
従来の更新機は明るいグレーと濃淡ブルーでしたが、この塗装はEF66の意匠を生かした塗装・塗分けで断然格好よくなりました。正面・扉はクリーム色、裾は白です。

出場直後の64と新製直後の桃太郎 
2004年9月の時点でもEF64が国鉄色で定期検査出場することを知り嬉しくなりました。
これから回送されるのでしょう、赤い標識板を付けています。
右のEF210型114号機は新製直後です。実に美しい姿でした。

オリジナルEF65一般型とPF型
一般色のEF65型は今では非常に希少になりました。
派手さは無いものの、落ち着いた雰囲気を感じます。

やはりEF66はこの色でなくっちゃ!
JR貨物のEF66国鉄色も大変希少になっています。
運転室上部の空調機が玉に瑕?




HOME




このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください