このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
ドイツカメラの代表といえばライカです。 現在ライカの主流といえばバヨネットマウントのM型が主流ですが、M型が出現する前のスクリューマウント式のバル ナック型も忘れてはならない存在です。 僕は小学生の時分、バルナック型ライカコピー製品である国産のレオタックスK型(昭和光機)を父から借用して撮影 をしていました。30余年前でも既に古風なカメラでしたが、不便も感じず持ち歩いていました。 学生から社会人になり、カメラを自分で買えるようになると、専らニコンやブロニカの一眼レフを使うようになりました。 やがてそのうちにレンジファインダーカメラを懐かしむようになり、ライカM4、M6などを入手し使いはじめました。 しかし、僕の手にはM型は少々大きく、どこか違和感を感じていました。 そんなある日、知人のバルナック型ライカⅢfに触れる機会があり、子供の頃慣れ親しんだレオタックスの感触が蘇り ました。本家のバルナック型ライカはレオタックスより若干小さく、手にした感じは正に「手に吸い付く」感じがしました。 この感触が忘れられずバルナック型の中でも最も美しいスタイルのⅢfを買うことにしました。しかし何せ約半世紀前 のカメラだけに、素性の分からない中古品を購入するのは危ないので、レンズ共々公式整備資格者の手による整備品 を求めました。 このⅢfは当然ながら露出計は無く、フィルムの装填も手間が掛かります。またファインダーのパララックス補正が無 いので少々ずれて写ったりもします。使う際の苦労はいろいろありますが、思い通りの写真が撮れたときは嬉しさひとし おです。 ここではライカⅢfを用いて撮影した東京近郊の写真をご覧頂きましょう。 機材 Leica Ⅲf、Elmer 5cm f 3.5 神社にて 鳥居と狛犬の向こうを電車が通り過ぎます。 江ノ島電鉄長谷〜極楽寺間にて。 1999年6月撮影。 江之島電鐵 於長谷〜極樂寺間。 Enoshima-dentetsu. 家並みを抜けて 理容室の軒先をかすめる様に電車がやって来ます。 江ノ島電鉄長谷〜極楽寺間にて。 1999年6月撮影。 江之島電鐵 於長谷〜極樂寺間。 Enoshima-dentetsu. 新緑の常総線 桜の時期を過ぎ、木々の新緑が眩しい常総線を訪ねました。 関東鉄道常総線大宝駅付近。 2005年5月撮影。 關東鐵道常總線大宝站附近。 Kanto-bahn Joso-linie. 大 樹 線路脇に枝振りの立派な樹がありました。 2005年5月撮影。 關東鐵道常總線大宝站附近。 Kanto-bahn Joso-linie. 小春日和 穏やかに晴れた11月、小湊鉄道を訪ねました。 木造駅舎のある牛久駅ではスタフ授受の情景が見られました。 HPでは判り難いですが、印画紙に伸ばすと気動車前面オデコの部分の微妙な陰影が出ます。今のレンズと違いコント ラストが低いので「白抜け」し難いのです。 1999年11月撮影。 於小湊鐵道牛久站。 Kominato-bahn, Ushiku-bhf. 三軒茶屋の情景 東急世田谷線三軒茶屋で発車を待つデハ80型です。 古い電車とモダンなドーム天井が面白い構図を与えてくれました。 1999年8月。 於東急世田谷線三軒茶屋站。 Tokyu Setagaya-linie, Sangenjaya-bhf. 山手線205系最終日 山手線205系最終日、ヘッドマークをつけて目黒付近を快走する205系です。 2005年4月撮影。 於JR山手線目黒站附近。 JR Yamanote-linie, |
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