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寝台特急出雲号と出雲・鳥取の旅2006(平成18)年1月8日(日) -その4-
出雲市〜鳥取2020D (特急スーパーまつかぜ10号)
発車案内板
車内の様子
出雲大社前駅から、再び一畑電鉄を乗り継いで電鉄出雲市駅まで戻ってきました。
次は、特急「スーパーまつかぜ」10号で鳥取に向かいます。
その前に、出雲市駅構内にある、アトネスいずもでお土産を買い、出雲そば 黒崎の売店で「手打ちそば弁当」を買おうと思ったのですが、すでに売り切れとのこと…。
では食べ比べという事で「かに寿し」を買いました。
ぜひとも食べたいと思っていた出雲そばは、駅のコンビニ、Heart・inで買いました。

コインロッカーから荷物を取り出し、改札口に向かうと、どうやら列車に遅れが出ているようです。
ホームに上がり、しばらく待っていると、1番線にL特急「やくも」7号が到着の後、9分ほど遅れて特急「スーパーまつかぜ」10号も到着しました。
2両編成のこじんまりとした列車の、益田方の1号車指定席に乗り込みました。

左上:発車案内板
(出雲市駅にて)
右上:車内の様子
左下:宍道湖
右下:雪に覆われた水田
宍道湖
雪に覆われた水田
特急スーパーまつかぜ10号(鳥取方)
車体側面のデザイン(島根県の花「ボタン」)
出雲市駅を発車したところで、出雲号の途中で購入した「大和しじみのもぐり寿司」を食べることにしました。
蓋を開けると、白魚の天ぷらやうなぎなど、ご飯が見えないほどの色々なおかずが入っていて、しじみの沢山入ったご飯もとても美味しく頂きました。
お弁当を食べたら少し眠くなってしまって、安来駅到着まで30分ほど寝てしまいました。

特急「スーパーまつかぜ」10号は、対向列車の退避を繰り返しながら、停車駅に到着するたびに遅れが広がっていきました。
それでも、少しでも遅れを増やさないようにと、ディーゼルエンジンを唸らせ、振り子式の車体を傾かせながら進んでいきます。
しかし結局、終点の鳥取駅には22分遅れで到着しました。

鳥取駅の改札を出て、出口の脇にあるアベ鳥取堂の売店で、これもぜひ食べたいと思っていた「あご寿司」を買いました。

左上:特急スーパーまつかぜ10号(鳥取方)
右上:車体側面のデザイン(島根県の花「ボタン」)
(以上、鳥取駅にて)
左下:鳥取駅
鳥取駅

鳥取
雪に覆われた砂丘
海に延びる稜線
次はバスで鳥取砂丘に向かうことにしました。
鳥取駅北口のバスターミナルで鳥取砂丘行きのバスに乗り込みました。
そういえば、旅の中でバスに乗るのはこれが初めてです。
駅前から延びる本通りでは、着物を着た若い女性の姿がありました。
どうやらこの日は鳥取市の成人式だったようです。
バスはしばらく進みますが、一向に道路脇の雪がなくなることはありません。
嫌な予感を胸に抱きながら砂丘北口のバス停で下車すると、目の前には砂丘ならぬ、雪原が広がっていました…。
今シーズンの大雪は、砂丘をも完全に覆い尽くしてしまっていました。
このまま帰ってしまおうかとも思いながら「雪原」に行ってみると、複数の足跡が続いており、よく見ると何人かの観光客の姿も見えました。
その姿を見て、せっかく来たのだから砂丘の頂上まで行ってみようと、歩を進めました。
しかし、さすがに日本一の広さを誇るだけあって、歩いても歩いても、なかなか近づきません。
それでもやっとのことで頂上に到着すると、目の前には壮大な景色が広がっていました。
おそらく雪に覆われていなければもっと感動的なのかもしれませんが、「これはこれで貴重な体験ができたんだ」と自分に言い聞かせ、砂丘を後にしました。
その後、近くの砂丘会館でお土産を買い、バスを待っていると、辺りはすっかり暗くなり、雪まで降ってきてしまいました…。
待つこと30分、闇の中からバスの明かりが見えたときは、涙が出そうになるほどホッとしました。

左上:雪に覆われた砂丘
右上:海に延びる稜線
左下:砂丘の砂
右下:荒れる日本海
砂丘の砂
荒れる日本海


寝台特急出雲号と出雲・鳥取の旅
2006(平成18)年1月8日 -その3-
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