このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください



特急東海、ふじかわ、あさぎりの旅

2007(平成19)年3月4日(日) -その1-
富士宮
富士山本宮浅間大社 大鳥居
楼門

富士宮では、近くにある富士山本宮浅間大社を訪れることにしました。

まずは、先ほど車窓から見えた、大鳥居を目指します。
駅前に延びる道を西に歩いていくと、しばらくして、大鳥居の前に出ました。
その脇には、川が流れており、周辺が水辺公園になっていました。
その川沿いに少し歩くと、ようやく境内入口の、こちらも赤い鳥居の前に出ました。
さすがに観光名所ともあって、多くの人で賑わっていました。

鳥居をくぐり、両側に木々が立ち並ぶ参道をしばらく歩くと、今度は石の鳥居が現れ、その先には、朱塗りの楼門がありました。
楼門をくぐり、中に入ると、見事な社殿が現れました。
どうやら、この日は中で結婚式が執り行われているようで、こういうところで式を挙げるのは素敵だなぁと思いつつ、湧玉池の方に行ってみました。

湧玉池は、富士山の伏流水がコンコンと涌き出ている池で、毎秒3.6キロリットルも湧き出しているのだそうです。
湧玉池からは、轟々と音を立て川が流れ出しており、どうやら、その先は大鳥居の脇の川に繋がっているようでした。

再び境内に戻り、散策していると、社殿の向かって左側に、緋寒桜の木が一本伸びており、濃いピンクの花を咲かせていました。

境内を一通り散策した後、帰りは商店街を通って、富士宮駅へと戻りました。
富士宮駅には、「やきそばの街」にちなんで、駅そばならぬ、駅やきそばの店「麺ズSTATION」があります。
着いた時には満席だったのですが、この時は空いていたので、ぜひ名物をという思いで、富士宮やきそばの並を頂くことにしました。
コシのある麺と削り節が特徴的な富士宮やきそばは、「大盛でもよかったかな」と思うくらい、大変美味しかったです。
お店の中に、富陽軒の駅弁も売っていたので、「駿河ちらし」を買い求め、店を出ました。
その後、コインロッカーから荷物を出し、改札を抜け、ホームへと向かいました。

左上:富士山本宮浅間大社 大鳥居
右上:楼門
左中:富士山本宮浅間大社 社殿
右中:湧玉池
左下:緋寒桜

富士山本宮浅間大社 社殿
湧玉池
緋寒桜

富士宮〜富士〜沼津
3558G (普通)→764M (普通)
畑が広がる
潤井川を渡る

しばらくして、西富士宮駅発の富士行き普通列車が到着しました。
一駅手前からの列車だったので空いているかと思ったのですが、座席はほぼ埋まっていました。

富士駅までのおよそ20分ほどの車窓を楽しみました。
途中、青春18きっぷ利用者でしょうか、軽装の旅人が列車に乗り込む姿を目撃しました。

そして、列車は富士駅に到着、階段を上り、改札を出て、駅舎を撮影することに。
南口へ行くと、富士駅の名の如く、背後に富士山が見えました。
そして、北口へ移動、こちらのほうが、どちらかといえば繁華街といった感じでしょうか。
再び駅舎内に戻り、土産物屋をぐるりと見てから、改札を抜け、ホームへと向かいました。

左上:畑が広がる
右上:潤井川を渡る
(以上、入山瀬〜竪堀間にて)

左下:富士駅(北口)

富士駅(北口)

工場が広がる
遠くに見えるのは愛鷹山

しばらくして、次に乗車する三島行きの普通列車が到着しました。
到着したのは、18日の改正で運用から外れてしまう113系でした。
「時代の流れ」、「新型車両」、「淘汰」という言葉には逆らえず、長らく東海道を支えてきた車両は、ひっそりと表舞台から去ります。

富士駅を発車した列車は、製紙工場などの工場群を抜けていきます。
寝台列車乗車時、夜ももくもくと煙を出し、稼動していたことを思い出しました。

視界がよくなると、再び車窓左手に富士山が見えました。
吉原駅で岳南鉄道の車両を見送ると、今度は愛鷹山の山々が見てきました。

しばらくして、列車は沼津駅に到着しました。
沼津駅で、列車は3分間停車するので、先頭車前方に行き、列車の姿を撮影しました。
この塗り分けが、いつしか過去のものになってしまうと思うと、なんだか残念な気がしました。

沼津駅では一旦改札を出て、駅舎を撮影した後、改札脇にある桃中軒の売店で「港あじ鮨」を買い求めました。
それにしても、改札前は多くの人で賑わっていました。
再び改札を抜け、特急「あさぎり」号の発車する3番線ホームへと向かいました。

左上:工場が広がる
(富士〜吉原間にて)
右上:遠くに見えるのは愛鷹山
(東田子の浦〜原間にて)

左中:三島行き普通列車
右中:5,6番線ホームにて
(以上、沼津駅にて)
左下:沼津駅

三島行き普通列車
5,6番線ホームにて
沼津駅



特急東海、ふじかわ、あさぎりの旅
2007(平成19)年3月4日 -その1-
旅の記憶 トップページ 特急東海、ふじかわ、あさぎりの旅
2007(平成19)年3月4日 -その3-

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください