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Rさまより | |
ハード(建物、施設) | 建物はコンクリート造り。建造から約28年ということで、清掃は行き届いているものの、古い。 階段やテーブル、椅子はガムテープで目張りする等、つぎはぎだらけ。 一階と二階、二階と三階の間の階段踊り場に、トイレがあり、一階に風呂と食堂、二階と三階に部屋がある。 玄関前にフロント。不在時には子機でペアレントを呼び出すしくみ。すぐ入ったところで食堂兼談話室。 周囲に京都市内の観光パンフレットの束や地図。テレビはありません。書き込みノートには県別のものがたくさんあり、 結構古い!写真アルバムなんかもありました。本棚の前にソファがあります。 駐車場は目の前に砂利で5〜6台しとめられそうな感じ。部屋は1階に1室、2階と3階に2室ずつかな? カーペット敷き、ベッドは昔YHでよく見かけられた2段式です。風呂は1人ぐらいしか入れなそうな大きさの風呂桶。 シャワーは2つ。シャンプー、石鹸はフロント前に置いてあるので持っていかないとダメです。 風呂場だけは増築した感じで比較的新しく感じがよかったです。各階にはタイル張りの洗面所があります。 父親が始めたYHを息子は引き継ぐ意志がないようで、建物が古いままなのはそういった事情もあるらしい。 |
ソフト(ペアレントさんの様子、接客姿勢、ミーティングの有無など) | ペアレントは60代の夫婦。旦那さんが脱サラで始めて30余年。 フロントに出るのは旦那さんの方で、結構話し好きの人。ホステラーの話し相手にもなってくれるし、 結構古いYHについても良く知っている良い人。特に京都のYHネタについては聞くと色々と教えてくれる。 ヘルパーはいませんでした。ツアーは鞍馬の火祭りを見に行くものがあるらしいが、 これは常連さんが主に連れ立っていくものとのこと。22時過ぎには消灯となる。 |
立地(場所) | 北山の外れ近くにあり緑と閑静な古い住宅地。大徳寺や鹿苑寺まで歩いていけます。 目の前に走る道路はどうみても住宅地の路地裏なんですが、これが実は府道だったりする歴史のある道路。 ちなみにすぐ隣にある然淋房というホテルなんですが、実は大昔YHだったりしちゃいます。 |
食事 | 夕食は提供していなかった。なんでも調理をするペアレント婦人の体調不良によるとのこと。 周囲に食べる店は皆無なため、食事は北大路駅周辺で済ませること。 朝食はYHにありがちなレタスに卵とかの軽い洋食タイプのもの。量は普通。 |
客層、(年齢層、目的、男女の比率、常連の有無など) | 観光客や商用、学会発表者等。女性の一人客もいたりするが交流できる雰囲気があまりない。 外人さんも場所がら多い。昔からの常連さんは多い。ただし癖のある常連さんは少ないらしいです。 |
混雑度 | 宿泊当日は10名程度。観光客の他に研究会の発表等で素泊まり利用する人も結構いたりする。 オンシーズンでもここだけは満室になることは少ないのは事実らしい。 |
その他ひとこと | ちょっと前まであった平均的なYHな感じ。施設の古いところがちょっと目立つ。 最近のペンションやビジネスホテルタイプのYHに泊まり慣れている人にはちょっと不向きかも。 京都市内にあるYHではやはり一番不便。それでいて根強い人気があるのは、 ペアレントのキャラクターがほのぼのとしていてそれに惹かれる常連さんが多いからのようです。 |