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2003.05.05日(月)
本日は子供の日でもあり長編成も見られるので里見飯給間と高所恐怖症の気がある自分にはちょっと辛い大久保駅の俯瞰を撮ることを考え家を出る。
朝、五時に飼猫に起こされのんびり用意し、八時半前に五井駅に着く。次の列車は八時四十三分発牛久行きなのでやり田のお弁当を買い小湊線ホームへ下りて行く。ホームでは駅員がフリー切符を売っており買い二両編成の車内へ入り発車を待つ。
定刻通り発車する。車内は程よく埋まっており斜前には養老渓谷まで行くらしい親子の観光客もいる。この列車は牛久に九時十分に着き十分後には中野からの列車が着くので牛久川間間の土手で中野からの列車を撮ることにするが、そこまで十分で着くのは少々無理が有ると考え他の場所を探すがやはりその間しか見当たらなく、結局九時十分、牛久到着後急いで撮影地に向かい、通過前になんとか着くがカメラをセットしている間に来てしまい九時二十分、急いで撮影する。
次の中野行き列車は川間駅発九時五十三分であり、のんびり行くが先程急いで来たので暑く上着を脱ぎ歩く。途中、俯瞰できそうな所があるが何か墓石らしいのも見える。まだまだ列車の時間まで間があるので近付いて見ると出羽三山信仰の碑であった。お参りし近寄らせて頂くと、ちょうど川間駅の牛久よりの直線が俯瞰ぎみに撮れる場所であった。この区間は何度も歩いておりもう撮影地等はないと思っていたが嬉しい発見である。
九時四十分、川間駅に着く。最近、武田鉄也出演の教習所物語が再放送されており見たが、何度かこの川間駅を始め多くの駅舎が映っていた。ドラマはとても面白く自分が教習所に通って免許を取った(現在はほぼペーパードライバーだが一応持ってます。)のを思い出し、とても共感しながら見たがもう少し小湊鉄道の宣伝もあっても良かったのでは?
遠くにカーブしてくる列車が見え九時五十三分、中野行きが到着し三両編成の最後尾に乗り込もうとするが牛久以南の駅では三両目はホームに入れず二両目の後ろのドアから入り最後尾へ行く。車内は埋まっておりなんとか空いている席を見つけ座る。
次に里見飯給間で撮ろうかと考えるが、大久保駅俯瞰ポイントまでの時間の関係上、三両の長編成は惜しいが先に大久保駅の俯瞰を撮ることにし乗り通し、十時十八分上総大久保駅に一人降り立つ。
折り返しは十一時前であり俯瞰ポイントまでは三十分程あれば着くので沿線のツツジ等撮りながらゆっくり歩いて行く。本当に自分はこの周辺を良く歩く。毎回、撮影に来た折には寄るのではないだろうか?そんなことを考えながらトンネルを潜り坂道を上がって行くが、先程ツツジの撮影に熱中し過ぎてしまい時間がなくなってしまった。撮影ポイントはもうそこなのだが、これからが大変で山の中へ入って行かなければいけない。しかたないので道沿いの木々の間から駅がかろうじて撮れる場所で十時五十七分、五井行きを撮る。
列車は行ってしまったが確認のために俯瞰ポイントを見るため山の中に入って行く。ここは本当に却下が崖であって俯瞰が好きな割には自分は高所恐怖症の気があり、腰を引きながら到着する。やはり木々が成長してしまい前回来た時(多分97年頃)以上に駅が見えにくくなっている。撮影地にいても寿命が縮むだけなので一旦、駅へ向かうことにし坂を下りて行く。
次は里見飯給間で撮るが、大久保からそのポイントまではさすがに歩けないので一旦、次の列車で養老渓谷まで往復することにし、大久保十一時五十七分発、二両編成の養老渓谷行きに乗る。
養老渓谷駅の測線では軌道バイク軌道自転車の体験乗車が行われており、まずまずの盛況のようである。しかし、体験乗車の案内を駅でのみ掲示し、鉄道関係本では一誌に案内があるのみで(他に見た人がいたら教えて下さい)、一番沿線を訪れる人が見るであろう小湊鉄道のサイトには載せてないでよく人が集まると思う。これ以外にも臨時列車の案内も小湊鉄道のサイトには載せておらず、webの存在意義を完全に無視しているとしか言い様がない。これ以上書くと見境がなくなので止めるが、最後にwebの柔軟性を知って欲しい限りである。
折り返し養老渓谷十二時十六分に乗る。車内は先頭にかぶりついている親子を始め観光客がちらほらと乗っている。車内で五井駅で買ったおにぎりを食べ十二時三十二分里見駅へ着く。次に下り列車を里見駅近くのs字カーブで撮ることにし、時間があるので周辺を歩き十三時十分前下り列車を撮影し次のポイントへ歩く。
次は本日の予定である里見飯給間の真横からの撮影だが、折り返し列車は飯給駅発十三時五十六分でありまだまだ時間がある。今はまだ十三時半であり撮影地前の神社の日陰で列車を待つ。今日は天気は良いが靄っていて俯瞰や遠くからの撮影には適してなくここで撮るか迷うが十四時前、折り返して来た五井行きを撮影する。
次はどうしようかと迷う。次の下り列車を飯給駅前のカーブで撮りそれから上総久保駅へと行こうかと考えながら歩き、十四時二十分頃、飯給駅前の踏み切りにつき駅には寄らずに撮影地へ行き構図を考える。露出はf5.6で1/120だが、手持ち200mmで車両アップは微妙である。いつも通り近くに有るものを三脚替わりにし撮ろうとするが大いに迷う。やはり1/120は危なく別の撮影地を考える。
十四時三十分、大久保駅の俯瞰を再撮影するため駅へ移動し飯給駅十四時三十八分発養老渓谷行きに乗り、十四時四十七分大久保駅へ着きさっきの反省から急いで歩く。折り返し列車は十五時二十分であり、撮影地までは約三十分程なので脇目も振らず歩く。トンネルを潜り左に曲がり坂道を上がって行くと後ろから車に抜かされ、暫くするとドアを閉じる音がする。同業者だと思い上がって行くが違っておりほっとする。そう言えば地平だと多くの人を見ているがこの尾根道で同業者に会ったことは一度もないような気がする。十五時十分、撮影地に到着する。列車は十分後でゆっくり用意し二十分、列車が見え撮影する。ここは前述したように心地よい場所ではないので急いで下りる。
次の列車は一時間後なので大久保ではなく月崎駅へ歩き出す。この道はまったく線路は見えなくまた足が痛くなってきたが辛抱しながら歩く。途中、道沿いの別荘の人か?犬の散歩をしている人とすれ違い歩き、十六時過ぎ、遠くに線路が見える所に付きここで下りを撮ることにし十六時十五分、下り中野行きを撮影する。
次の上り列車は月崎発十六時五十二分である。まだ三十分ほど有るが駅前のお店でパンを買い駅のベンチで休みなが食べ列車を待つ。列車時刻が近付くとどこからか孫連れのお祖母さんが現れ、列車が到着するが二両編成の車内は満席に近く、辛うじて空席を見つけ座るが、次の飯給駅から珍しく乗客があったと思うと牛久以南全ての駅で乗客があり自分も席を立つことにし帰る。
本日は靄っていて俯瞰や遠くからの撮影には適してなかったが、予定していた二ケ所で撮影できまずまずであった。
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