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EF55は1936年3月に日立で製作され2、3号機とともに3両すべてが
沼津区に配置され高速性能を生かして、東海道線の特急富士や燕などで活躍した
戦後もしばらくは東海道本線で使用されていた。
しかし列車牽引時は原則として第1エンドを先頭にするため
常に方転を考慮して運用しなければならないことが災いしてして。
1952年3月高崎線の電化開業に備えて高崎二区へ転属
1958年に休車になり、1964年12月に廃車となった。
2、3号機は解体されたが、1号機は高崎二区機関庫内で保存され
1978年に準鉄道記念物に指定された。
その後1985年の春に高崎機関区開設40周年記念機関車展示会を契機に
本機復活の声が上がり、同年5月から分解調査を実施し、
6月には構内走行が可能になった。こうした努力に国鉄高崎局、国鉄本社も協力。
そしてついに1986年1月には大宮工場へ入場し運転保安上必要な改造を 受けて7月に出場した。
現在はJR東日本高崎機関区に配置されている。
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