このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

寝台特急 あかつき

運転区間:京都—長崎

1.全盛期は6往復も運転

昭和33年10月に「あさかぜ」が20系で運転を開始したが京阪神地区を深夜に通過するダイヤだったため、関西地区の人たちは「動くホテル」が利用したくてもできない状態だった。しかし昭和40年10月に20系を使用した「あかつき」が新大阪—西鹿児島・長崎で運転されるようになった。かなりの人気列車となり、一時期、6往復も運転されていたが現在は京都—長崎・佐世保の1往復だけになってしまった。「なは」と同じレガートシートが長崎編成に連結されているがこちらもまだまだ知名度は低い。寝台は開放B寝台(両編成に共通)、シングルDX、シングルツイン、ツイン(長崎編成のみ)、ソロ(佐世保編成のみ)を連結している。肥前山口から(まで)長崎行きと佐世保行きを分割(併結)閑散期は11両編成だが、通常は14両の長い編成で京都—肥前山口間を走る。

↑最後の佐世保行きブルートレインは消滅してしまった。

佐世保駅(写真提供: まきさん

2.あかつきの編成

長崎編成

1号車オハ14300レガートシート 
2号車オロネ14300シングルDX 
4号車オハネ14300シングルツイン

ツイン

5号車スハネフ152段B寝台連結しない日あり
6号車オハネ152段B寝台連結しない日あり
7号車オハネ152段B寝台 
8号車スハネフ152段B寝台

佐世保編成

9号車スハネフ152段B寝台
10号車オハネ15350ソロ 
11号車オハネ152段B寝台連結しない日あり
12号車オハネ152段B寝台 
13号車オハネ152段B寝台 
14号車スハネフ152段B寝台

3.彗星との併結運転

人気が低迷している「あかつき」は彗星との併結運転(京都—門司)を行なっている。その影響で佐世保発着のブルートレインは消滅してしまった。またブルートレインが発着する街が減ってしまった。

4.現在のあかつきの編成

1号車スハネフ152段B寝台 彗星
2号車オハネ15ソロ 
3号車オハネ152段B寝台連結しない日あり
4号車オハネ152段B寝台連結しない日あり
5号車オハネ153502段B寝台 
6号車スハネフ152段B寝台 
7号車スハネフ152段B寝台 あかつき
8号車オハネ152段B寝台連結しない日あり
9号車オハネ152段B寝台 
10号車オハネ152段B寝台 
11号車スハネフ152段B寝台 
12号車オハネ14300シングルDX 
13号車サロネ14300シングルツイン

ツイン

 
14号車オハ14300レガートシート 

2000年4月現在

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