このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

ケース1:蒲原鉄道にいた人物A(男35歳前後、小柄)  1999年10月3日


蒲原鉄道が廃止されると聞いて、廃止当日の日に「ムーンライトえちご」で五泉駅へと向かった。そこには驚くことにすでに数人の人がいた。しかも寝袋にくるまって寝ている人までいた。始発の時間が近づくにつれて人が集まってきた。そしてAが来た。ビデオカメラを片手にしていた。周りの人に話しかけていた。ここまでは普通である。しかし窓口が開くと、私の前に割り込んできて、こう言った。

A「今日さ、廃止でしょ。それでさ乗り放題できる切符とかないの?」

駅員「それは、ないですね。すいません。」

A「残念だね、廃止なのに出してくれりゃ便利だったのにね。」

あのな、蒲原鉄道だってよ廃止したくて廃止したわけじゃねーんだよ。それに最後に「便利だったのにね」と吐きすてるような言い方。廃止するもんかといろいろと努力してきた蒲原鉄道の社員の方々に対して失礼な言い方。これは私には許せない発言だった。

 

曽我部のつぶやきに戻る

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください