寝台特急　北斗星

運転区間：上野—札幌

１．豪華寝台列車の元祖

一昔前まで青函連絡船に乗り継がなければ北海道には行けなかったが、青函トンネルが開通したおかげで深夜に乗り換えなくてすみ非常に便利になった。その目玉列車として登場したのが寝台特急「北斗星」だ。北斗星１・２号は全車個室（Ｂコンパートメントは４人利用の場合のみ個室となる）、北斗星３・４号は開放Ｂ寝台を６両連結とタイプの違う編成の列車が２往復走っている。両者に共通する点は、今では珍しい食堂車、ロイヤルソロやロイヤルデュエットという最高級の寝台車にロビーも連結されている。現在はトワイライトエクスプレスやカシオペヤの方が設備はすごいが、速さは航空機にはかなわないが「列車でしか味わえない旅を楽しむ」という土台を最初に築いたのがこの北斗星だと言っても過言ではない。

青い機関車が印象的　青森駅（写真提供： まきさん ）

２．北斗星１・２号の編成

JR北海道

３．北斗星３・４号の編成

ＪＲ東日本

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