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寝台特急 出雲
運転区間:東京—出雲市
1.山陰と東京を結ぶ名門夜行列車
東京と山陰地区を結ぶ由緒正しき夜行列車。昭和36年10月から東京—浜田間を走っていた急行「出雲」がそれまでの大阪経由から京都から山陰本線に入るルートに変更され現在の基礎が固まる。食堂車、寝台車も連結されていた。そして昭和47年3月改正で寝台特急に格上げとなり、人気列車に成長した。さらに出雲の補完列車として「いなば」が東京—米子に設定されたが、昭和53年10月改正で米子行きから出雲市行きとなり、愛称も出雲に統一された。しかし、サンライズ出雲の登場により2往復の運転が1往復になり、運転区間は出雲市までと短縮された。その影響をうけて浜田へ直通する夜行列車は消滅してしまった。編成はシングルDXが1両連結されているほかは、すべて開放型のB寝台で金帯3本を巻いた24系25形が使用されている。食堂車の営業は行なわれていないが、売店が営業している。オリジナルと塗色のDD51が牽引する最後のブルートレインでもある。
2.出雲の編成
JR東日本
— | カニ24 | 電源車・荷物車 | 電 |
1号車 | オロネ25 | シングルDX | |
2号車 | オハネ25 | 2段B寝台 | |
3号車 | オハネ25 | 2段B寝台 | |
4号車 | オハネフ25100 | 2段B寝台 | |
5号車 | オシ24 | 売店 | 自 |
6号車 | オハネ25 | 2段B寝台 | |
7号車 | オハネ25 | 2段B寝台 | |
8号車 | オハネフ25100 | 2段B寝台 | |
9号車 | オハネ25 | 2段B寝台 | |
10号車 | オハネ25 | 2段B寝台 | |
11号車 | オハネフ25100 | 2段B寝台 |
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