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急行 ちくま
運転区間:大阪—長野
1.千曲ではなく筑摩
大阪—長野間を走る夜行列車「ちくま」の愛称は千曲川のちくまでなく廃藩置県が行なわれ松本を含む長野県西部と岐阜県北部は「筑摩県」だったのでこちらの「ちくま」が列車の愛称となった。昭和34年12月に大阪—長野に初の優等列車(準急)が登場したが、長野行きが夜行で大阪行きが昼行のダイヤだった。昭和36年に急行に格上げ気動車化され、40年10月に1往復増発で昼行、夜行のペアが揃った。しかし46年4月に昼行の「ちくま」が特急「しなの」に格上げされて「ちくま」は夜行のみになってしまった。そして昭和53年10月に客車列車に戻り、その時初めて寝台が連結された。客車時代は「だいせん」と同じく12系+14系15形の編成だったが、平成9年10月からは383系が6連でグリーン車が連結されている。夜行列車として本領を発揮するのは名古屋—長野間で大阪発が下りになっている。中央本線に入ってからはかなり低速で走り下りは5:54着、上りは名古屋5:00着でなんとか有効時間帯にのせている。
↑ちくま間もなく発車です!
大阪駅(写真:筆者)
2.ちくまの編成
JR東海
1号車 | クロ383 | グリーン車 | |
2号車 | モハ383 | 指定席 | |
3号車 | サハ383 | 指定席 | |
4号車 | モハ383100 | 指定席 | |
5号車 | サハ383100 | 自由席 | |
6号車 | クモハ383 | 自由席 |
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