このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください



2001年初乗り記録

[埼玉高速鉄道]新松戸で武蔵野線に乗り換え、東川口で下車した。高架のホームを下りると駅北側には、地下鉄工事に使われたシールドの刃先のような巨大なモニュメントが設置されていた。埼玉高速鉄道への思い入れを感じさせるものだ。

埼玉高速鉄道は、今年(2001)3月28日開業したばかりである。まず、東川口から一駅、浦和美園駅まで行ってみる。地下鉄だからおもしろみはないが、約3分で地上にある終着駅浦和美園に着いた。ここは浦和市であるが、東の外れで閑かな田園地帯といったところ。しかし、500mほど西には東北自動車道が走っているし、この駅の近くには、新しいサッカースタジアムの工事が進められているという場所だ。地下鉄が通じ、これから開発されていくことだろう。

浦和美園駅から500mほどのところにある大門の集落は、日光御成道(岩槻道)の宿場だったところで、本陣、脇本陣だった住宅の門だけが保存されている。それ以外、宿場の面影をとどめるような建物は残っていないようだ。

さて、駅に戻り浦和美園から都心に向かおう。埼玉高速鉄道といっても、営団地下鉄とつながっているから別の交通機関という気がしない。さらに東急目黒線ともつながっている。駅を出ると地下にもぐる。東川口を過ぎると、戸塚安行、新井宿、鳩ケ谷と続く。いままで鉄道と縁のない場所を走るせいもあって、どのあたりか、いまひとつぴんとこない。川口本郷を過ぎ、荒川の下をくぐると赤羽岩淵、14.6㎞を20分ほどで駆け抜けた。
赤羽岩淵から営団地下鉄南北線にそのまま乗り通し、飯田橋で有楽町線に乗り換え、終点の新木場に向かった。

[東京臨海高速鉄道]新木場から東京臨海高速鉄道に乗り換える。この路線も3月31日に延長されたばかり。この路線に乗るのは東京テレポートまで開業した96年に乗って以来ということになる。臨海都心の足として「ゆりかもめ」は盛況のようだが、こちらはどうなのだろう。

高架の新木場駅を出て、東雲を過ぎると有明で、ここから地下を走り、東京テレポートを出ると東京港の下を抜けて天王洲アイルに到着。延長された距離はわずか 2.9㎞、ほんの3分ほどで乗り終える。この先、JR山手線の大崎へと伸びる予定だ。開業が待たれる。

天王洲から新東海橋を渡ってしばらく行くと旧東海道品川宿で、ちょうど春祭りかなにかの催しで、歩行者天国になって、人出も多く賑やかであった。そのまま旧街道といっても昔の情緒は全くない、といってもいい町並みになっている。北に向かって八ツ山橋から品川まで歩く。(01.04.07)





[神戸市営地下鉄海岸線]7月7日海岸線が開業したので、その翌日初乗りにでかけた。「夢かもめ」と愛称の付けられた海岸線は、JR三宮駅から200mほど南に行った神戸国際会館の下あたりに三宮・花時計前駅がある。開業記念で海岸線だけの一日乗車券が販売されていたので、それを使って乗り降りを楽しんでみよう。まず、三宮から終点の新長田駅まで行く。地下鉄だから面白みはなく、約15分で到着。この駅では西神線・山手線と連絡している。

いったん下車して、歩いて次の駒ヶ林駅に行く。震災の被害の大きかったところでもあり、まだまだ更地のままのところもめだつ。商店街のアーケードの柱の歪みが痛々しい。

駒ヶ林から御崎公園まで地下鉄に乗る。御崎公園には、新しいサッカー競技場の工事が進められている。今度のワールドカップサッカーの会場になる。そこから和田岬駅までまた歩く。ちょうどJR和田岬駅の下にある。JR線は電化工事が完成し、電車が走るようになる。

和田岬からハーバーランドまで地下鉄に乗る。地下鉄の駅と「デュオこうべ浜の手」の地下街とつながっているいるのだが、いっしゅんどこに出たのか、位置をつかむのにとまどう。

ハーバーランドから次のみなと元町駅まで乗る。辰野金吾が設計した旧第一銀行神戸支店の壁面だけがなさけない格好ながら保存され、地下鉄の出入口になっている。消えるよりましか。つぎの旧居留地・大丸前まで歩き、終点三宮・花時計前に戻って、海岸線の乗り歩きを終える。(01.07.08)





[舞浜リゾートライン]新松戸で武蔵野線東京行に乗り換える。武蔵野線の電車が東京行というのは、今だに変な感じがする。午前9時、大混雑の時間帯からはかなりましだと思うが、けっこう込みあっている。都心に向かう電車の乗り換え駅の東松戸で少し乗客が入れ替わり、西船橋でもかなり入れ替わった。むしろ込んできたといえる。市川塩浜で京葉線にはいり舞浜で下車する。平日だというのにどっと下車する。

京葉線には何度か乗っており、高架から浦安ディズニーランドのシンデレラ城の建物を遠くに眺めたことはあるが、この駅に下車するのは初めて。浜側には、7月に開業したモノレールの高架が走っている。駅から右手のほうに歩道デッキを進むと、ディズニーランドに通じている。舞浜駅周辺にはディズニーキャラクターなどを扱った商業施設などがある。

おめあてのモノレール乗り場は左手のほうにある。この路線は、舞浜駅前からディズニーランド前、ホテル街、それに9月に開業した新しいディズニーシーをめぐる環状線で、進行方向は一方向だけである。料金は1乗車200円均一。このモノレールに乗って、ディズニーランド界隈を一周してみることにした。

ディズニーランドの交通機関だけあって、車両はオシャレだ。側面の窓の形はミッキーマウスのシルエット。吊り革もだ。こういうのはほかでは味わえないだろう。モノレールは4分おきくらいで運転されており、ホームで並んでいる人を次から次に運ぶ。
まだ、ディズニーランドのなかにはいったことはないが、ほんのすこし雰囲気を味わったという感じで、一周まわって、早々に東京に向かう。(01.10.31)



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