このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

大学の発祥 

古地図で訪ねる大学の始め

大学の発祥地を古地図と発祥碑で訪ねてみます。

東京理科大学



東京理科大学発祥の地 碑
碑文から
東京理科大学 発祥の地
 明治十四年(1881)東京理科大学の前身である
東京物理学講習所(同十六年東京物理学校と改称)は
この地, 麹町区飯田町四丁目一番地で創立しました
 現在は新宿区神楽坂一丁目三番地にあります
          平成二十年三月建設

 5千分一東京図 明治始めの地図 麹町区飯田町及小石川区小石川町


 明治の地図 神田区小川町


東京理科大学
1881(明治14)年「東京物理学講習所」が私立稚松(わかまつ)小学校(麹町区飯田町四丁目1番地)内に設立された。上の地図赤丸内。明治36年日本橋川の開削工事で稚松小学校の敷地の東側は日本橋川の中に消えてしまった。現在は首都高池袋泉が日本橋川の上を通っている。
1886年11月に、神田小川町1番地の仏文会校舎へ移転した。この校舎は、東京法学校(法政大学の前身)が所有する旧勧工場の建物で、これを仏文会が借り、昼間は東京仏語学校が使用し、夜間は東京物理学校が使用していた。神楽坂に移るまで約20年間置かれた。
夏目漱石の「坊っちゃん」の主人公が通ったのは、この校舎である。

明治39年に牛込神楽坂に落成した東京物理学校の校舎全景


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