このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


ここから、旅行記です。とても長いので、覚悟してください。覚悟のできてない人は、出直すことをオススメします。



1/11(火) 今回は、関空からスイス航空に搭乗。「スイス航空!」と思って、選んだ航空会社だったけど、そう・・・変わらなかった。(当たり前といえば当たり前。)席は、後ろから2番目の窓側2席で、横は物置(ちょっと後ろはトイレ)なので、人目がない。これで、機内食だって写真撮影OK!?


 機内では、映画を満喫。(「プリティ・ブライド」と「トーマス・クラウン・アフェアー」ちなみに、スイス航空のHPで紹介していた映画とは違った。)期待していた食事だが、普通。そういえば、ROYALのカーゴが機内に運びこまれていたものね。チューリヒまでは、12時間あまりのフライト。何故だか、出発当日まで、7・8時間のフライトだと思っていた。借りてきた「四カ国語会話」など見るが、面白くない。機内でも、ひまじんはひまじんである。
 チューリヒ到着。まずは、入国スタンプを貰わなくちゃ!(普通、スイスでは、出入国スタンプは押してくれない。)同じ飛行機から降りてきた人は、ほとんどみんな乗り換えだったらしい。入国の所はガラガラ。「Stamp Please!」と復習しつつ、列に並ぶ。といっても、3人ほど。が、全然、進まない。どうも、中近東系?の人が何かもめているらしい。ちょっとドキドキ・・・私、話しかけられてもわからないのだけど・・・。ようやく列が進む。心配したのに、係の人は愛想がよく、「コンニチワ!」とか言って、パスポートをチラッと見るだけで、返してくれた。もめてた事に緊張して、スタンプを貰うのを忘れてしまった。戻るわけにもいかない。「コンニチワじゃないでしょ。コンバンワでしょ・・・」
 荷物を受け取り、出口へ。空港は人も閑散としていて、ちょっと不安。とりあえず、両替し、INFOMATIONでホテルに行くバスを聞く。「I go to hotel SCHEUBLE」・・「☆(?.?)×▲◎□・・・」私の言っていることがわからないらしい & 相手の言っていることもわからない。仕方ないので、ちょっと待って、と、ホテルの名前と住所&TELをプリントアウトした紙を差し出す。すると、先の方を指差され、わけわからないまま、その方向に行く。と、HOTEL BUSという看板を発見。と、外に出たら、ワゴン車が並んでいた。そこで、ドライバーらしい人に、再び「I go to hotel SCHEUBLE」・・がやっぱりつうじない。再び、紙切れ作戦。すると、「ショイプル、ショイプル!」とワゴン車を指差された。ずっと「シューブル」だと思っていた。っていうか、私が予約した会社では「シューブル」とカタカナで書いてあった。そんなことでは困る。
 ホテルまでは、20分程。ホテルの紹介(HP等)では、「改装 1999年」とあったが、思いっきり工事中。1999年改装開始ってこと?とりあえず、チェックインは、クーポンを出し、紙に記入をしてOK。書きこむ所がたくさんあって、何がなんだかわからないけど、適当に書いておく。鍵も貰って、順調。エレベーターは、と・・・行くと、小さいエレベーターが2つ並んでいる。こじんまりしているホテルだから、こんなちっちゃいのよね・・とボタンを押す。ガタンと音がして、降りてきた模様。・・・・しばし、沈黙。手動で開けるらしい(ドアみたいな感じ)。エレベーターの中に入り、5階を押す。到着。・・・しばし、ぼー。もちろん、外に出る時も、手で押して開けなければならない。部屋は、外側のヨーロッパスタイルとは全く違った、モダンな部屋。シングルで予約していたが、ダブルベットに、トリプル仕様ではベットになるらしいソファーがある広い部屋。最上階の角部屋で、部屋の角が、斜めになっていて、屋根裏風。外の改装中と打って変わって、満足。でも、シャワーオンリーの部屋なのは、ちょっと不満。


 しばらく、部屋探検をして、疲れたし、荷物でも開けて、早々に休もう、と、思ったら・・・!スーツケースが開かない。もちろん、鍵の所は開くのだが、数字あわせの所が、全くびくともしない。・・・よおく、考えたら、数字をあわせた記憶がない。なら、何の問題もなく、開くはずと思うんだが・・・とにかく開かない。無理に引っ張ったり、叩いてみたりする。もちろん、びくともしない。さすがに、寝てないし、疲れてるし・・・暑いし!で、しばし、呆然・・・ホテルの人を呼んできて、壊してもらうしかないかしら・・・その場合なんて言ったらいいのかしら?etc・・考える。呼ぶのも大変だわ・・と思い、部屋の中&機内持込していた荷物の中で使えそうなものを探す。《ナイフ》発見!!なんでナイフを持っているかというと・・・機内食ででたナイフ&フォーク&スプーンをお土産してきたのだ。もちろん、スプーンでもいいんだろうけど、ナイフの柄の方がしっかりしてそうだったから。早速、スーツケースの隙間に、柄を突っ込んで、てこの原理。・・・パカっと、あっけなく開いた。・・・スーツケースなんて、簡単に壊せるのね。
 そんなこんなで、疲れ果てたので、早々に休もうと思う。しかし、疲れ果てすぎて、眠れない。& 教会の鐘が鳴り響く。このホテル滞在中、この鐘にはずっと悩まされたが、窓を開けてみると、目の前に教会の鐘楼が・・・スーツケースと格闘している間にも気付いていたが、まさか夜中は止むだろう、と思っていたら、甘かった。2時・3時になっても、鳴り続けるではないか・・・それも、定時にその時刻の数はもちろん、15分に1回・30分に2回・45分に3回・もちろん定時には4回・・・つまり、4時半には、計6回の鐘が鳴るのだ。さらに部屋が乾燥しているらしく、喉が乾く。インスタントのコーヒー&お茶はあるので、お湯でも貰えれば・・と思い、フロントまで降りてみる。ちょうど、おじさんがテレビを見ていた。「I want to drink」(何か違う)と、訴えてみた。ら、何やら言って、レストランの奥を指差される。そこには、コーラだとか、オレンジだとかの自販機があった。ミネラルウォーターを買ったら、噂に聞くガス入りだった。初ガス入りミネラルウォーターの味は、「なんでこんなもの飲むんだろ?」とりあえず、喉の渇きは癒せたので、ま、いいか。
 こうして、時差入れて、24時間+8時間の1月11日(火)は終わったのだった。

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