このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
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サロベツ原生花園より、利尻富士をのぞむ
7/9 今日はサロベツ原野へ行く。豊富駅前からバスに乗って、サロベツ原生花園へ。バスの車窓から、広々した原野に花が点々と見え、期待できる。…と思ったら、遊歩道の設置してある、ビジターセンター付近は、いまいち花が少ない。しかし、天気もよく、利尻富士もよく映えて、いい感じ。ビジターセンターで、絵葉書だとか、地域限定切手など買う。その後、再びバスに乗って西海岸にある稚咲内へ。原始砂丘林などあるが、他には何もない。豊富駅に戻るバスも2時間は戻ってこない。仕方ないので、先ほど買った絵葉書を書きまくる。10枚ほどは書いた…が飽きてきたので、何区間かぶん歩いてみる。やっぱり、北海道の旅は車がいい。ようやく駅に戻ってきて、本日の宿を予約する為、電話をしてみる。利尻島・礼文島とも民宿ばかりで、一人旅だと断られる or 料金が高い。そこそこの値段で、OKをくれたのは礼文島だったが、利尻島に泊まりたかったので、保留にして、稚内行きのJRに乗車。40分ほどで稚内につく。とりあえず、礼文島に泊まることにし、稚内から民宿へ電話で予約。フェリーで、礼文島へ。フェリーからは利尻富士がきれいに見えた。
礼文島(フェリーより・Fさんにいただいた写真)
海から見る礼文島は、風が強い為なのか、木がほとんど生えていなくて、なだらかな丘の島のイメージ。港につくと、各民宿の迎えが並んでいてびっくり!!とくに、ユースホステルの迎えの人たちが、ギターを持って歌っている…という有様でちょっと恐い。宿について、しばしゆっくりする。民宿の人に、特別室といわれた部屋は、ピーク時期などに手伝いの人が泊まる部屋らしく、2部屋続きで、たんすなどがある、普通に人が住んでるような部屋でした。ふらふらしていたら、宿の人に夕日を見に行くようすすめられる。やることもなかったので、言われるがまま、歩いて海岸へ。それなりに、有名らしく30人ほど集まっている。なかなかいい夕日でした。・・・が、ここでもユースの人々が、歌っている。う〜ん。宿へ帰り、食事も終わって、ふらふら居間?(ホテルでいうところのロビー)で地図を眺めていたら、宿の人が寄ってくる。しばし、話をして、宿の近くから、山(丘?)に登って、港へ行く2時間程のトレッキング?コースをすすめられる。途中にある「猫岩」に興味を引かれ、翌朝に行く事に決めて就寝。
礼文島の夕日(Fさんよりいただいた写真)
7/10 10時発の定期観光バスに乗る前に、2時間コースを歩くべく、朝食をとっていると、おばさん(Fさん)が一緒に食べていい?とやってくる。一人だから気を使わなくちゃ、と思い、ご一緒する。どこから来たの?etc話していたら、Fさんもこれから2時間コースを歩くと言う。成り行き上、2人で歩くことになった。天気は曇…暑くなくていいだろう…と思いつつ、てくてく歩く。Fさん、えらく活動的な方で驚く。年を聞いたら、60過ぎているとのことだが、スキーもするし、ガーデニングの趣味もあるらしい。関西に住んでいたり、昨日は同じサロベツの方から来たということで話が弾む。…といううちに、少しばかり登りになってきたら、風がひどくなってきた、雲行きも怪しい感じ。ちょっと戻りたくなる。が、Fさんはあまり気にならない様子。てっぺんの辺りまで来ると霧も出てきて、かなりの風だ。が、それでも、お花畑が見え、なかなか綺麗。天気さえ良ければ…。民宿のあった海岸と逆の海岸線まで来る。海岸線といっても、かなりの高さの崖っぷちだ。おまけに柵だとかは一切無い。こわごわ下を覗きこむと霧にかすんで海が見える。崖とはいっても海のところまで、緑が続き、花が咲いている。お花畑というだけのことはあった。
崖?の上より…青く見えるのが海。
途中、身に危険を感じつつも、港へ到着。港まで下りてきたら、上の天気は嘘の様に穏やかだった。ここで、民宿の方が持ってきてくれていた荷物を引き取って、Fさんと別れ、定観バスに乗り込む。島は半分は崖になるため、バスは島を2周ぐらいする感じの観光になる。メノウ海岸でメノウの原石を拾ったり、焼トド肉など眺める。3時間余りのコースが終わり、港に着くと、そのままフェリーで利尻島へ。一緒に観光バス4・5台分のツアー客が乗ってきて、フェリーは屋外も人があふれている。船が出るとき、港を眺めていたら、テープを引いて、歌を歌い、踊る人々が…もちろんユースの人々だ。周りの人が酔うんじゃないかと危険を感じつつ、フェリーに揺られ、利尻島に到着。港で、接続してある、定観バスに乗る。フェリーで一緒だったツアーバスを追い抜き追い越ししつつ、島を一周。利尻島の方がいろいろありそうだと思っていたが、そうでもなさそうだ。泊まってみたら違うのかもしれないが、礼文島に泊まって良かったと実感する。3時間弱の観光も終わり、また、フェリーで稚内へ。稚内からそのまま札幌へ行く夜行列車を利用するつもりだったが、さすがに疲れたので、稚内宿泊に変更。駅の案内所で、近くの民宿に予約を入れてもらう。
利尻富士(利尻島にて)
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