このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

●名鉄 モ800形

「砂川研究所謹製」鉄道模型/車両カタログ

Nゲージ
1/150
ペーパー製
1両
実車)
名鉄の旧型車の中でも最後期まで残った系列(車体更新による新系列車を除く)。戦前の旧・名古屋鉄道が、岐阜方面で勢力を付けていた美濃電気軌道を合併した名岐鉄道の代表車両。1935年製造。木曽川の架橋なった名岐(押切町〜新岐阜)間をさっそうと駆け抜けた。人気のナマズこと850形は、この800形の変型バージョンである。ダブルルーフであったデハ3080形(後のク2320形)以前の東部線(愛知電鉄系)の車両に比較して、屋根が深く前面は丸妻で、オデコも曲線を描いているので優美な印象がある。
モデルのプロトタイプとした810号車は809号車と共に、M式自動解結装置の試用に充てられた。後にパノラマカーや6000系新造以降すべてのSR車に取り付けが及んだ。

模型)
高校生の時分の作品。車体改修後、スカーレット一色という晩年の姿をモデル化。ペーパー+バルサの車体構造を踏襲したが、特に極薄のペーパーの貼り合わせや、マイタックシールの一層の活用によるディテール表現、加えて鮮やかな塗装表現を追究した。
別に取り上げた3850系の増結用として設定したディスプレイモデルで、動力を持たず、前頭部のダミーカプラーは連結機能を有しない。が、トレーラー(無動力)としての走行化も容易な構成としてある。


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