「砂川研究所謹製」鉄道模型/車両カタログ
| Nゲージ
1/150
ペーパー製
1両 |
実車)
名鉄岐阜市内線に所属した路面電車。所属した、というのは出身が北陸鉄道金沢市内線だからである。その金沢の電車は、私が物心ついた頃には廃止されていた。
道幅の狭い金沢で曲り角をスムーズに通過するために、電車の車体はスリムであった。この特徴的な電車は、同じような路線条件を2軸車で運行していたため近代化を必要とした名鉄岐阜市内線、特に長良線(現在は廃止、徹明町〜長良北町)に最適とされ転勤となった。長良線廃止後も金沢からの同僚モ550形は、近年まで岐阜市内線で使用されていた。
このモ560形は割合いに早く名鉄を去ったが、同系は福井鉄道や豊橋鉄道にも引き取られて活躍した。昨今、都電の払い下げにより3500形冷房車が豊橋に入線・増備され、冷房化の難しいこのモ560形はリタイアしたが、うち1両が大変幸運なことに、アメリカのイリノイ州にある路面電車博物館(動態保存が原則!!)に引き取られることが決まった。模型)
学生の頃、ディスプレイモデルとして気楽に作り始めた。上京後、何となく2軸の動力装置を無理矢理放り込んでしまった。故に側面がふくらんでいる。あとはZパンタを製作するのみ(実は未完成であった)。