Nゲージ 1/150 ペーパー製 2両

実車）
詳細は別項に記す。昭和40年代の瀬戸線を支えた名コンビを再現。私の幼少時に最も親しんだ電車である。モ７５０形＋ク２３２０形と同様、２両で生まれ育ちが異なる。ただしこちらは基本的な窓配置が同等なので、模型化にあたっては「一見似ているけれど全然違う」という形態差を的確に再現する必要がある。戦前製（ク２３００形に至っては大正１５年）の２系列をくっつけて、転換クロスシートのロマンスカーに仕立ててしまうという荒業は、全国的にも珍しい事例と言える。

模型）
実は未完成（２０００年現在）。車体そのものは高校生の頃にできていたのだが、動力装置を少々おごってやろうと考えてその素となる製品を購入したまま、以後改造に手を付けずに放置している。前作のモ７５０形＋ク２３２０形に比較して若干工作を簡素化した部分（真鍮製の手スリを別の表現手法に）もあるが、プロポーションはナカナカいい味を出していると自画自賛。ただし実物の白帯車体は晩年、かなり褪色していたので、そのイメージとはちょっと違う。
この２形式は老齢のために補修が施されており、前面の窓枠等に形態のバリエーションがある。この２両の画像をご覧になって、どの編成か特定できる方はいらっしゃるだろうか。いずれ、モ７５０形の動力装置更新などと併せて完成させたいと思っている。

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