このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

●西武 801系+401系

「砂川研究所謹製」鉄道模型/車両カタログ

Nゲージ
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プラ製完成品改造など
8両
実車)
1968年製造の、4両編成の通勤車。801系は呼称こそ違えど、大量に増備された701系の末期グループと言える。車両基地に導入された車体の自動洗浄装置に対応して、雨樋の位置を高く移動した(張り上げ屋根)のが外観上のほとんど唯一最大の相違点であり、このため車体自体は次の新通勤車101系と同じ物となった。また先頭車の台車は701系と異なり、新製時より空気バネ台車となった。701系の先頭台車が交換された後は、ますます両形式の差はなくなった。
401系は、旧411系の改造・改番車。同時期に製造された701系が4両編成であるのに対し、こちらは2両編成で増結用として設定された。4両編成は中間電動車2両ユニットのカルダン車(高性能車)として設計・量産されたが、2両編成用にはカルダン車の設定がなされず、1M式の釣掛車(旧型車)として製造された。旧411系は701系と同様、長期に渡って増備され、801系の製造時期にあたる後期のグループは、801系と同様の張り上げ屋根車体となった。
1978年から始まった、旧411系から401系への改造主旨は、高性能化・冷房化であり、引き続いて701系・801系の増結用としての任務を全うすることとなった。高性能化にあたっては、701系と同じ電装品・ブレーキ装置と空気バネ台車を新製した。現在は全車引退したが、上信電鉄・三岐鉄道・近江鉄道などに譲渡されて活躍中。

模型)
801系(4両編成)と、401系(2両編成×2本)による8両を製作。実際には401系は実車と同じく、701系と同時に401系を1本作り、801系と同時にまた1本増やしたのであった。製法は、KATOの新101系を使用して先頭部分はグリーンマックス社のパーツを合体させるなどして構成。前作の701系の時よりも、屋根上の考証および表現にこだわった。801系では、先頭車の特徴的な台車のディテールも再現、701系との差別化を図った(KATO製を加工したが、TOMIXの名鉄7000系用が入手できるなら使えたかも)。


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