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マジ危険
(超)危険情報その2

王宮から、トゥクトゥクを捕まえて、 チャイナタウンの寺に行こうとしたときの事です。 わりと年配のドライバーで、なんと、 40Bで行ってくれると言うのです。 やすいに超した事は無いと思い、 しばらく乗っていると、道端に停車し、 道が分からないから地図を見せてくれ と言い出し、地図を出すと、すぐに、 一人の男が近寄ってきて、どこに行くのか 尋ねてきた。寺に行くと言ったら、 もう少し払えば、いろいろ回ってくれるよ と言い出した。そんなものに関わりたく 無いので、その寺に行った後に、買い物を するから結構と告げた。よく分からない ことばかり、言っていた。自分は英語力 が無いので、何を言っていたのかは、 良く分からなかったが、ガソリンがどうの こうの言っていた。なんか、世話をしたいらしく、 すごく、しつこかったので、THANK YOUと 言って、強引に別れた。それから、運転手の 様子が急変して、同じ道を何回も通ったりした。 そして、ここが、目的の寺だと言って降ろしてきた。 待っているから、見てこい。このままの金額で サイアムまで連れていってやるといいだしました。 完全におかしいので、覚悟をした。寺も、目的の寺では 無かったから、完全にやられていると悟った。 でも、ものは試しだから、その運転手に付き合ってみる事に した。再び走り、今度はたばこをくれた。そして、 ガソリンを入れるから、5分待ってほしいと言い出した。 OKと言うと、まもなく、何の変哲も無い駐車場に 入り、ガソリンを入れてくるから、ここの店で品物を 見ながら待っていてと言い出した。どう見てもヤバイ店 だった。窓ガラスにはスモッグが貼られていて、外からは 様子が分からない。自分たちは、買い物は必要無い。 ここで待っているから、ガソリンを入れてこいと言ったら、 運転手は、いいから、5分だけ入れとすごくねばった。 扉を少し開けて覗いてみると、スーツがたくさん売られていて、 あきらかに裏の職業の人たちが、スーツを着て10人くらい 待機していた。これは、絶対に危ないと悟ったので、運転手に 40Bを払って、逃げてきた。結局、目的地とは全く 異なる場所に連れて行かれていたのである。

(2000年8月時点)

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