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京都観光- 仁和寺・御室の桜と等持院
2002年4月13日



 今年の早い桜見逃したので、遅咲き仁和寺の「御室の桜」を見に行きました。でも満開の見頃は終わってました。

仁和寺・御室の桜
仁和寺の勅使門 仁和寺は仁和4年(888)に、宇多天皇が先帝光孝天皇の意思を継いで完成させた。宇多天皇が出家後、仁和寺で真言密教の修行に励み、御室御所(おむろごしょ)と呼ばれています。

 明治までは法親王が住持し、門跡寺院の首位として栄えた。現在は、真言宗御室派の総本山。

門跡:皇族、貴族が住職となる寺院。またはその住職のこと
↑ 勅使門(ちょくしもん)
天皇からの命令(勅旨)を伝えるために遣わされる使者が通行する門。
宸殿から白川砂を敷き詰めた南庭を見る。


北庭→
南庭とは趣が異なります。池の奥は茶室「飛濤亭」。
仁和寺の北庭
堂本印象の襖絵← 黒書院
明治時代に再建された黒書院の襖絵。水墨画は、堂本印象画伯のもの。のびのびとした画風。

そういえば立命館大学近くに堂本印象の美術館があります。

御室の桜 御室の桜

 中門を通って、左手に名勝「御室の桜」があります。

 満開だったら、一面桜色で、綺麗だったんだけど、ちょっと遅かった。
 木の高さは2mぐらいで、八重桜ほどボリュームもなく可憐。

 仁和寺には、他にもいろいろな桜を楽しむことができます。
御室の桜



等持院
等持院のお庭 暦応2年(1339)に足利尊氏が天竜寺の夢窓国師を開山に中京に等持寺を創建し、暦応4年に現在の衣笠山の南麓に別院として北等持寺が創建された。

 尊氏の死後、尊氏の墓所となり、応仁の乱(1467〜77)以後は中京の等持寺もこちらに移され、足利家の菩提所となった。

← 衣笠山を借景としたお庭と茶室だったんだけど、立命館大学の校舎が建っていて眺めは残念。

足利尊氏のお墓
庭にある足利尊氏のお墓

徳川家康42歳の木像
 霊光殿には、歴代の足利将軍の木像が安置されていました。でもその中になぜか徳川家康の木像(上の写真)があります。家康42歳の厄除け霊験を受けたもので、もともとは石清水八幡宮にあったものだそうです。


仁和寺、等持院に行くには、京福北野線「御室」、「等持院」で下車
市バス「御室仁和寺」で下車、四条大宮他から乗車
等持院へは市バス「立命館大学前」で下車徒歩

周辺には、「金閣寺」、「竜安寺」、「妙心寺」などの観光名所があります。


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