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近江八幡- 西国三十一番札所長命寺と近江商人の町
2002年5月2日


 「メンソレータム」という薬を売っている近江兄弟社(現在の商標はメンターム)は、アメリカ人ウィリアム・メレル・ヴォーリスが近江八幡で創業した会社です。
ヴォ−リスは、すぐれた設計建築家でもあり、キリスト教伝道や教育・医療・福祉事業に力を尽くし、業績を残した。その功績から、青い目の近江商人と呼ばれています。


ヴォーリズ記念館
ウィリアム・メレル・ヴォーリス(一柳 米来留)

 1880年生れのヴォーリスは、24歳で英語教師として県立商業高校の教師として来日、2年後契約が打切られてしまうが、設計事務所を開設。各地のYMCA会館や、学校、会社ビル、ホテルや邸宅などの設計を手がけた。現存するのは、近江八幡のYMCA会館、関西学院、同志社大学、大丸大阪心斎橋店、東華菜館など。大同生命ビル本社設計の縁から、華族の一柳満喜子さんと結婚、戦中に帰化して一柳 米来留(ひとつやなぎ めれる)と名乗った。
「近江八幡は世界の中心」として83歳で亡くなるまで近江八幡に留まり、近江八幡名誉市民第一号。

← ヴォーリス記念館
 昭和6年に建てられたヴォーリスと満喜子夫人が住んだ家。ヴォーリスが設計した和洋折衷の私邸。
 なんとこのヴォ−リス記念館、無料の上に、「メンターム」の記念品もくれちゃう。宣伝しときます!



八幡堀
 琵琶湖を往来する荷船を、近江八幡の町へ立寄らすために掘られた運河。素敵な雰囲気です。

 近江八幡といえば「水郷めぐり」も有名ですが、今回は行ってません。



近江商人の町並み
なんか時代劇に出てきそうな町並み。

 豊臣秀次によって開かれ、城下町として栄えた商人達の名残。保存地区に指定されています。


今日のおみやげ
久しぶりに今日のおみやげ。琵琶湖特産物がいっぱい。迷ってしまいます。
上から、時計回りに。
赤こんにゃく:珍しい真っ赤なこんにゃく。何でも鉄分を添加している健康食品だそうだ。

「和た与」でっち羊かん:竹の皮に包まれた風味ある羊かん。ネちっとした歯ごたえがおいしい。

「マルタケ近江西川」コロッケ:近江牛の肉屋さんが作っているコロッケ。ポテトコロッケとすきやきコロッケ。もちろん近江牛入り♪





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