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朝10時の阪神梅田、ひとまず淡路島へはこちらも運転開始からまだ3ヶ月の姫路行き直通特急「姫路ライナー」で、明石まで出る事にしよう。料金が同じく890円のJRより、18分も遅い10:55分にしか着かないが、阪神車と山陽車のどっちが来るか楽しみだし、なかなか座れない新快速よりも座れる確率はグッと増す。
岩屋港までは13分・410円の船旅で、ちょっと短いような気もするが、何と言っても淡路島への往路に船を使う利点は、
途中で明石海峡大橋を真下から見ることが出来るという点である。おかげで取材当日は開通後初のGW、さらに前日は雨だったと言うことで船は満員で、積み残しが出るくらいの盛況ぶり。2階のデッキ部分も大橋を見る人でいっぱいで、船が揺れる旅に落ちそうな思いをした。しかしそんな思いをしてでも見る価値は十分あって、左のような、いま見てもすごくいい写真が撮れた。「こんな事で」と思われるかも知れないが、行きに船を選んだ自分をついついほめたくなってしまった。
私の腹案では、岩屋からは徒歩でまっすぐ「道の駅あわじ」へ向かい、そこからバスに乗るつもりだったのだが、岩屋港で思いがけず、淡路S.A.に徒歩で行ける事を知ってしまい、迷わず行ってみる事にした。当日は真夏かと思うほど暑い日で、たどり着くまでにかなり汗をかいたが、確か20分程で着き、おびただしい数のドライブ客と一緒に、今し方高速船でくぐった大橋を見る事が出来た。ちなみに港から延々とあるかなくても、岩屋港(本数少)や明石駅前(700円)から隣接のハイウェイオアシス行きのバスが出ているし、他にも高速舞子などからのハイウェイバスの一部に、S.A.前にも停車するものがあるようだから、それを利用するのもいいだろう。
気を取り直して山を下り、海沿いを歩くと10分か15分ほどで、「道の駅あわじ」が見えてきた。ここは「松帆アンカレイジパーク」と併設されており、その名の通り明石大橋のアンカレイジ(橋を吊るケーブルを支える構造物)を囲んで公園になっている。ただ不思議な事に、S.A.にあれだけの人がいたのに、知名度が低いのかここではまばらだった。こんなにきれいで公園自体も広く、バスも来れば無料駐車場もあるのに、実に惜しい事である。
さてさて、十二分に明石海峡の景色を満喫したところで、ぼちぼち舞子に戻る事としよう。バスはほぼ30分毎で、20分・480円となっている。ただ「道の駅あわじ」発は16時前後が最終なので、要注意である。また大橋が混むと大幅な遅れが出る事もあるので(実際私の乗ったのは1時間20分遅れ!)、これまた気をつけていただきたい。
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