| このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
阪急では正雀工場の一般開放が行われ、それと同時に恒例となったミステリートレインも運転されました。前回(5月)の経験からミステリートレインの存在を予期した私は、いち早く情報誌「TOKK」を手にし、10月1日号に掲載された応募要項から見事に乗車券をGET! テスト5日前の身であったにもかかわらず、どーにかスケジュールを工面して親と3人でミステリートレインの旅を楽しんできました。
そして電留線に出てみれば、今度はうわさのP−6が動いていた。往年の京都線を走っていた名車で、つい最近イベント用に動けるよう整備された車両である。私も久しぶりにつりかけのサウンドを楽しみたかったが、整理券をもらうにはかなり前から並ばねばならない様子。ところがあきらめかけていたその時、「あと3人乗れます」との天の声が! たまたま近くにいたのでその3人に間に合い、200m×2往復のちょっとしたつりかけ体験が出来た。やっぱりあのうなり音はいつ聞いてもいいものだ。また降りる前に車内へ目を向けると、木造の暖かみ、天井・照明の古めかしさ、そしてきっちりと並んだ転換クロスシートなどがうらやましく感じられ、「今でも走っていたらな・・・」と思わずにはいられない、すばらしい車両だった。
さて話をミステリートレインに戻そう。受付を12時前に済ませると、すでに入線していた6000系8連に案内された。12時集合だった割には出発は意外と早い12時10分頃で、そのまま京都線を西へ向けて発車。嵐山や河原町へは行かないようだが、はてどこへ行くのやら・・・? 前回は乗り入れ解消後にも関わらず須磨浦公園に顔を出していたが、8連では無理だし、そうなれば・・・ まあこの答えはあとで明らかにしよう。
ここで20分ほどのトイレ休憩となり、6000系はホームを明け渡すために先へ引き上げた。そして私達はというと、運良くラッチを開けてもらえたので、気分転換に駅前を一回り。前回来たときは(98年3月号掲載)郵便局にだけ行ってすぐ引き返したが、いま一度見てみると、小さなショッピングセンターにまばらな人通りで、ニュータウンの中心駅の割には賑わいに欠けるような気がした。
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