| このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
何とか長野まで寝られたものの、案の定長野はとんでもない寒さで、軽井沢に続いて駅前散策は見送り、人いきれでどうにか温かい待合室で過ごす。40分ほどの後、やっとの事で待ちわびた戸狩野沢温泉行きが入り、すぐに飛び乗る。
電車はVVVFのうなり音を響かせながら、十日町の雪原を見下ろしすぐにトンネルに突入。さすがに全線の7割強がトンネルだけあって、行き違い用の信号所や駅がトンネル内に設けてあり、かなり珍しい。その長い長い暗闇も、ようやく魚沼丘陵の手前で解放され、一面の銀世界の中を再び突き進むとあっという間に六日町。ほくほく線開業にあわせて橋上駅舎化したようで、明るくて実にきれいだ。
さてさて、話しているうちに長い長いトンネルを次々とMAXの時速110㎞で通り抜けて、わずか45分で十日町着。140㎞の「はくたか」ならもう越後湯沢に着く頃だがそれでも速い。20分の間にどうにか十日町局で開業記念のタトウを買って、今度は6時間半ぶりの飯山線である。十日町と越後川口の間の接続が悪いので、何とも変な乗りつぶしルートになってしまったが、気にせずジュースを片手に本格的なローカル線を堪能する。
何ら面白いことがないまま、発車から3分で越後湯沢に舞い戻り、接続待ちのために地酒の博物館として有名な「ぽんしゅ館」へ行ってみる。が、何とその日はぼや騒ぎのために臨時休館! ぼや自体は配電盤が焦げただけのようなのだが、消火剤が散らばってて中の店の人が掃除に追われていた。何とも運の悪いことで、やむなく駅前をぶらついてみるが、お店はどこも東京圏だけあって相当物価が高く、近くの「セブンイレブン」でもスキーウエア姿の客でいっぱい。やむなく駅へ戻ってホームへ戻ってみると、さっきのほくほく線の運転士さんにまた会って、いい暇つぶしになった。
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