このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

桜の風景2002


キュービックや西工も

偏西風がまっすぐ吹いたために寒気が降りない冬が過ぎ、2002年の春は桜がフライング気味に咲きました。まず、「あれからまた1年」の大阪市交通局井高野車庫です。車庫裏の安威川土手から撮影しました。背後もすでに菜の花の黄色と香りで春爛漫でした(でも、カモも泳いでいるという奇妙な光景)。この年1月末の系統・ダイヤ改正は車両にとっても大異動だったようです。三菱純正ボディー一色だった井高野車庫にも、いすゞLVキュービックボディや西工ボディ車(私が見かけた限りでは、シャーシはふそう)が転入してきました。古参車が多くなった感じですので、ひょっとして、数年後の地下鉄開通を機に、歴史あるこの車庫も廃止されるのかもしれません。このあたり、「大移動」以前は、ふそうのAT中型車が昼寝していた場所です。車庫前バス乗り場の桜は3月26日の時点ですでに散りかけていましたので、前年と比べてもさらに1週間早い感じです。


更地駅

以下は2001年9月末限りで廃止された名鉄谷汲線及び揖斐線末端区間の桜です。廃止後初めての春を、各駅はほぼそのままの姿で迎えました。もちろん、桜も(例年より10日ほど早く)咲いています。まず、谷汲線の更地(さらじ)駅です。 前年11月には、こんな様子でした。 樽見鉄道本巣駅から30分余り歩いて着きました。


黒野北口駅

2時間に1本という時間帯の電車代替バスにぴったり間に合わせ、今度は「トミダヤ前」で下車して西へ10分弱、黒野北口駅の桜です。下町の駅といった風情ですね。ところが、 前年秋の写真と見比べてみると…。 どうやら、手前の1本をスリムに残し、切り落とされてしまったようですね。


清水駅

最後は揖斐線の廃止区間にある清水(きよみず)駅の桜。壮観です (参考写真…前年11月撮影) 。現在電車終点の黒野駅から揖斐線の代替バス(こちらはほぼ1時間に1本)でやってきました。春休みのため、特に乗客数が少なかったです。ここから40分ほど歩いて近鉄揖斐駅にたどり着いたら、目の前を電車が出発し、次は50分後!揖斐川支流の休憩所(ドライバー用?)でボケーッと休みました。以上3枚は2002年3月28日撮影。


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