このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
2001年9月30日をもって、名古屋鉄道の岐阜県下のローカル線が廃止されました。乗り納めの際、人混みで感傷に浸る余裕すらなかったのが、谷汲線。そこで、1ヶ月たってから、あらためて廃線後の様子を見に行ってきました。
10月25日木曜日。大阪からJR在来線で大垣まで。大垣から樽見鉄道のレールバスで40分かけて谷汲口到着。観光シーズンにはまだ早いため、がら空きで、ロングシート車にもかかわらず、沿線の柿の実をゆっくり見ることができました。また、木知原(こちぼら)駅からは、根尾川対岸にまだ谷汲線の電柱が連なっているのが見えました。まずはホッと一安心。次の谷汲口で降りて南へ徒歩10分。旧長瀬駅に着きました(写真向こう側)。もちろん、誰もいない駅。ここから旧谷汲駅に向けてスタートです。
線路は左にカーブし、道路を横切り、上りになります。向こう側が長瀬方面で、振り返っております。柿の実だと色彩的にはアクセントになるところですが、これもおもしろい実ですね(アケビ?)。
全線廃止の数年前(?)、一足先に廃止された結城駅跡です。ホームらしき痕跡は、この土嚢の箇所くらいしかなかったです。右手が結城神社で、この踏切も撮影スポットでしたね。
そして、長瀬から1時間かかって、終点谷汲です。ホームへの立ち入りはバリケードで拒絶されていました。1ヶ月前はあれだけの人だかりだったのに…。
旧駅前ターミナルです。向こうには、名阪近鉄バスの電車代替バスが休憩中でした。揖斐線の代替バスも含め、大型の新車が投入されているようですが、残念ながら、この時間帯は見たところ空気輸送に近かったです。鉄道が廃止されたのも宜なるかな。
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