このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

近鉄北勢線2002夏


西桑名駅

2001年の東海地方は名鉄ローカル4線廃止で暑い夏でした。2002年の夏休みは「いもむし」3400型さよならイベントで稼ぐおつもりのよう。でも、4線にあれだけ遠征した同業者がいもむし2両に(しかも8月の土日限定)一挙に殺到する光景を想像すると、生きた心地がしません(などと言いつつ…)。そこで、まだ閑散としている近鉄北勢線(2003年3月廃止予定)に最初でおそらく最後の乗車をしてきました。出発点はここ、桑名駅東口にくっついている「西桑名」駅。


阿下喜到着

狭軌を冷房されていない吊り掛けモーターの電車(3両編成)で1時間弱、終点阿下喜駅に着きました。同業者は4名ほどで、のどかなものです。


駅全景

阿下喜駅全景です。


「改札口」

無人駅で、バスの整理券のような乗車票を取る方式です。近鉄のローカル線ではよく見られる光景ですね。


三交バス乗り場

駅の真向かいには三重交通のバスターミナルがありました。ここから30分おきに桑名駅前行のバスが出ています。これで十分代替できますね。経路もかなりの部分、併行しています。帰りは汗だく電車を避けて、こちらにしましたが、電車とほぼ同じ52分で桑名駅に着いてしまいました。さらに、北勢線末端区間は三岐鉄道とも1kmほど離れて併走しています。写真背後は鈴鹿山脈、越えれば滋賀県。


出発進行

阿下喜駅を折り返しの西桑名行が発車していきました。2002年8月1日撮影。


三岐の阿下喜駅

2007年のゴールデンウィークに、三岐鉄道に譲渡されてから初めて訪れてみました。ほぼ全駅(統廃合・新設されています)に自動券売機、自動改札機、そして自動精算機まで完備されていました。驚きです。やる気ですね。電車も三岐カラーに、そして一部は「名泗コンサルタント」の車体広告に塗装されていました。2007年5月4日撮影。


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