このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

日野リエッセの部屋(その2)


神戸市バス

その2です。神戸市交通局も2000年春から12系統西神中央駅〜大久保駅のうち、西神中央〜上岩岡の区間に昼間だけ日野リエッセを投入しています。実際に乗ってみて、たしかに大型車ではあまりにも寂しい(リエッセでも寂しい)乗客数だというのがわかりました。塗色も特別に、白地におじいさんが孫の手を引く絵とか花柄で、ほほえましくなっています。上岩岡停留所(神戸市西区)にて。


近鉄バス

続いて、近鉄バスです。各地に投入されているようですが、こちらは阪急茨木市駅前にて折り返しを待つ鳥飼営業所のリエッセです。阪急茨木市〜島南口〜浜沢良宜〜JR千里丘の系統に使われていました。但し、前扉のみで、座席配置は一貫して左側1、右側2のため、立たなければならない時は居場所に困るレイアウト(田舎型!)でした。まあ、そんなに乗らないことを見越しているのでしょうが。2000年8月初め撮影。


日ノ丸自動車

JR鳥取駅前のバスターミナルで撮影しました。鳥取県のバス会社、日ノ丸自動車のリエッセです。上の近鉄バスと同様、前扉1ヶ所のみですね。右のバスは日ノ丸バスの一般タイプ、左のバスは上部にたしか「シティループ麒麟獅子」と書いてあり、観光地(砂丘等)と駅とを結ぶバスのようです。市の観光協会の所有で運行が日ノ丸自動車に委託されているようですね(日ノ丸自動車のHPによる)。


日本交通

同じく鳥取県を本拠に、大阪でも弁天町を拠点に高速バス、貸切バスでおなじみの日本交通のリエッセです(鳥取駅前)。この塗色は養護学校のスクールバス用として、私も大阪の自宅付近でよく見かけますが(新型エアロスターも投入されている)、リエッセ版もなかなかいい感じです。日交リエッセの大きな特徴は、残念ながら写真では見えませんが、前と後ろの行先表示が鮮やかな液晶になっている点です(ところが、側面は普通の表示幕)。中扉も備えています。一昔前は、日ノ丸も日交もふそう王国といった感じでしたが、今では日野リエッセがあるわ、日交の方はさらに日産ディーゼル製(車体は西工らしい)のノンステップバスが国立病院行となって出発したりと、用途や予算に応じて柔軟なメーカー選択をしているようですね。


信楽駅前

滋賀県甲賀郡信楽町、信楽高原鐵道信楽駅前の西日本JRバス車庫にて(2002.2.27)。このリエッセ、町内の巡回バスなのでしょうか、あるいはJRバスの路線用なのでしょうか(そうだとしたら、斬新な塗色変更ですが、もうそこまで赤字一般路線を盛り立てる意欲は会社になさそうだし)。左側に石山駅行のふそう中型車が、そして背後には「加茂駅」の幕を出したいすずLVキュービックボディがいました。加茂営業所路線もすべて撤退の予定とかで、この日は石山駅行に初めて乗ってみました。帝産湖南交通とはルートが違い、国道422号線のすれ違い困難な山道をくねくねと通って、瀬田川沿いに出ました。不思議とトラックとのすれ違いがいい場所でできていました。東海道本線の石山駅まで1時間5分、1310円。信楽町内でほとんどのお客さんが降りました。


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