このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

南海水軒駅


2001年9月22日頃の報道で、和歌山港〜水軒間がとうとう廃止の方向で動き出すことを知りました。まったくの空気輸送なので、やむを得ませんが、このところ各鉄道とも、廃止ラッシュです。許可制から届出制に変更されたことが流れを加速させていますね。許可制だと、何か知られたくないことまで審査されるのが嫌だったのかな。


水軒駅標

南海和歌山港線終点の水軒駅です(和歌山市雑賀崎)。


水軒駅ホーム

ホームは1面1線のみ。無人駅です。


時刻表・運賃表

それもそのはず。1日2本しか電車が来ません。1駅手前の和歌山港までは特急サザンやほぼ1時間に1本の普通があるのですが、そこからこの水軒までは実は和歌山県の所有する鉄道だそうです。


駅全景

さあ、乗り遅れないうちに戻らねば。行きも帰りも、和歌山港〜水軒間の乗客は私だけでした。2000年2月2日午後3時半頃撮影。


廃止後

そして、2002年5月31日(土)をもって、和歌山港〜水軒間は廃止されました。上の日以降は訪れることのなかった旧水軒駅に、廃止後3ヶ月たってから行ってみました。架線はきれいに撤去され、駅名標、運賃表なども当然なし。でも、雰囲気はあの時とほぼ同じでした。また15時30分頃になったら、今度はレールバスでもやって来そうな感じでした(2002.9.11)。


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