長野の列車懐古編

古いノートパソコンのファイルを整理していたら、１９９７年９月１日に東京や長野で撮影した画像が出て来ましたので、こんなタイトルで１ページ作ってみました。この前日に浅草で１泊しています。ちょうどダイアナ妃交通事故死の号外を上野で見ました。さて、ここは１夜明けた上野駅です。あと１ヶ月で姿を消す特急白山に乗り、横川・軽井沢間の碓氷峠を越えて信越本線経由で長野に入りました。この塗色の４８９系電車（ＪＲ西日本金沢運転所所属）は今では夜行の急行能登として上越線経由で頑張っているようです。

長野駅に着き、地下の長野電鉄乗り場へ。四半世紀ほど前に親戚の家に遊びに行った時（特急しなのに振り子電車が投入された頃）は地上でした。善光寺に近い権堂駅界隈など、いい雰囲気でしたが。ここから信濃吉田まで乗り、親戚の家のあったあたりを歩いてＪＲ北長野駅から、今度は飯山線へ。

来た列車はキハ５２系の古いディーゼルカー。途中、森宮野原駅で運転停車した時に撮りました。このすぐ後に、飯山線の列車はキハ１１０系というＪＲ東日本ご自慢の新型車に置き換えられました。磐越西線で乗りましたが、たしかにいい車だった。しかし、この時は偶然にもいい思い出ができたというわけです。

終点十日町駅に着きました。思えば、いい歳こいて生まれて初めての新潟県入りでした。他の鉄ちゃんたちは、キハ１１０系の越後川口行に乗り継ぎ、長岡もしくは越後湯沢方面を目指したようですが、私はここで接続している北越急行の普通電車で直江津に回り、さらに北陸本線の普通で富山まで行きました（日も暮れた）。駅前ではおわら盆の踊りをやっていました。