このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

いすず中古車の部屋


山陽電鉄BU

ここではいすず車の中古物をご紹介しましょう。川崎ボディが個性的です。まず、元山陽電鉄バスのBUです。長いこと神戸市バスと勘違いしていましたが、行先表示が「2 垂水駅」とあり、垂水駅前に乗り入れているのは、山陽電鉄バスしかないことから(塗装のデザインもおかしいですよね)、間違いに気づいた次第です。これは現在の黄土色になる前の山陽電鉄バス旧塗色のようです。山奥の環境が幸いしているのか、なかなかいい状態で「保存」されていました。大阪府豊能郡豊能町にて1999年7月撮影。


名古屋市BU

次は同じくBUシリーズですが、元名古屋市バスです。昭和50年あたりから一時期だけ採用されたクリーム色に深緑の塗色、という点でも価値があります。ラーメン店を経て、現在は「地球にやさしいバス」になっています。岐阜県海津郡平田町にて2000年9月7日撮影。


レトロ館の展示写真

名古屋市交通局のレトロでんしゃ館に展示してあった写真をちょっくら拝借。市電の横をBUが走っています。上のより一代前の塗色です(モノクロ写真ですが)。市電の廃止が昭和47年頃、そして市バスのワンマンカー登場は昭和40年代前半だったと記憶しますので、まあ、大阪万博の頃としておきましょう。上飯田町〜鶴舞公園前の系統に違いありません。


岐阜市CJM

今度はBUシリーズの後継、CJMシリーズです。BUの真四角ボディから変わり、今度は前面出っ歯型の、これまた独特の形(川崎ボディの場合)になっています。このタイプもすでにほとんど廃車となっていますが、JR岐阜駅前で偶然見かけたこのバスは、タイガースの和田や八木のように、いざという時にピンチヒッターで登場するようです。この日も岐阜競輪の観客輸送用で出動です。岐阜市営バスの旧塗色のままというのもいいですね。いつまでも現役でがんばってほしいものです(2000年3月8日撮影)。


広電CJM

広島バスセンターにて。発車しようとしているCJMを何とか背後からとらえました。こちらは2000年10月29日現在、このように現役でしたが、日野車などは2,3年前には見かけた丸っこい旧車体がほぼ一蹴されてしまっていましたので(各地の公営バスからのお下がりが「新車」に見える、この不思議)、このCJMが引退するのも時間の問題でしょう。とは言え、広電は市内電車といい、年代物を大切にする(私にとっては)素晴らしい会社です。


和バス?

和歌山県那賀郡打田町竹房(旅の歌人、西行法師の生誕地)にて2000年9月15日撮影。上半分の塗色と場所柄から、元和歌山バスだろうと思います。ただ、「ワンマン入口」が前扉に、「出口」が後扉に表示されていますが、屋台営業用に取り替えたのでしょう。それでは、私は五・七・五で。

「紀ノ川の土手にたたずむCJM」


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