このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
下関はサンデン交通の独占状態。ここではやはり場所的に対岸九州は西日本車体工業製のボディが多いです。しかも、あのなつかしい「かまぼこ」型の車もかなり残っていました。西工ボディの路線車は日産ディーゼルの低床タイプとして近年全国に広まりつつありますが、以前は京都市バス以西でないと見られなかったんじゃないでしょうか。大学に入って名古屋から京都での下宿生活になり、まず驚いたのが(大げさ)この角張ったボディなんですよ。なお、前夜にはいすずのCJMという食パン一斤みたいな形の懐かしいボディもサンデン車として活躍していました。(1999年8月記−一部修正)
かまぼこボディの側面をどうぞ(1999.8)。
ところが、翌年10月末、同じく雨の降る日に下関駅前を訪れたところ、様相にかなりの変化が。目に付いたのは、新呉羽ボディの三菱車が何台もいました(側面に車体広告をデカデカと)。東京か大阪の交通局(あるいはその他?)のお古じゃないかと思われます。というのは、あれが新車時から在籍しているのなら、去年見かけても不思議ではないですから。あとはキュービックボディのいすず・IKコーチ車も2,3台。こちらはひょっとしたら元々いたかもしれません。そんなわけで、西工車が「選択肢の1つ」的な存在になってしまっていました。でも、かろうじて西工「かまぼこ」車も見かけました(シャーシは日産ディーゼルで、懐かしい赤丸に白字「UD」のマークも前扉付近に付いていました。昨年と同じく行先表示は幡生駅で、今思えば、時間に余裕があったので乗ったらよかったです。関門橋を通って門司港駅まで行く路線(土日限定)も廃止されていましたし、ここにも時の流れを感じました。
側面をどうぞ。それにしても、晴れてくれていたらなあ。
背後から。
いすずのDBR370のようです。個性的な小型車ですね。時間がなくて乗れなかったのが残念(1999.8)。
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