このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

夏休み青春18山陰本線乗りつぶしの旅


 平成6(1994)年の夏休み、帰省先の名古屋から水不足で給水制限下の松山へ戻る際、青春18きっぷを使って、山陰本線を京都から幡生(下関の手前、山陽本線と合流する駅)まで快速以下の列車で全線乗りつぶそうと決めました。まず、初日の8月15日。名古屋から京都までは快適に117系と221系のクロスシート車で。当時改装工事中の京都駅から山陰本線の旅をスタート。園部までは113系電車で、当時はそこから非電化区間の始まりとなり、マスカット色のワンマンディーゼルカーで福知山駅まで。


福知山駅

この頃はまだ、旧国鉄急行色のディーゼルカーが留置されていたんですね。今では電化区間のまっただ中で、しかも残った気動車もJR西日本色に塗り替えられ、このような光景は見られません。この後、城崎までは113系電車、以降は気動車を乗り継いで(最後、鳥取からは、今は亡き京都発のディーゼル特急あさしおが鳥取にて種別変更となった快速で超快適に着いた)米子で1日目終了。


出雲大社駅

2日目はまず出雲市駅まで行き、ここから一畑電鉄で途中川跡まで手動扉の貴重な電車に乗り、ここで単行ワンマンカーに乗り換えて、終点出雲大社駅に到着。その時の写真です。ここから一畑バスでJR出雲市駅に戻り、また山陰線の旅です。


長門市駅前

2日目も江津、浜田、益田、萩と日本海を見ながら通過し、夕方には長門市へ。次の下関行ディーゼルカーを待つまでの間、駅前に出てみました。


宇賀本郷駅付近

最も感動したのが、山陰本線の最西端区間の長門市〜幡生間でした。ちょうど夕暮れ時で、日本海と浮かぶ島々の景色、そして背後に山を控えた田園風景。ここは宇賀本郷駅近辺で、車内から撮影しました。犬がのんびりこちらを眺めていたりして、心が洗われた時間でした。


下関間近

いよいよ下関が近づき、山陰本線全線走破目前です。依然として感動的な景色が続きます。はるか向こうの陸地は九州だと思います。2日目は下関駅前のビジネスホテルで1泊。


厚狭駅

あとは松山に帰るだけ。3日目は山陽本線の旅となりました。ここは途中の厚狭駅です。昨日途中下車した長門市へ通じる美祢線のキハ120系ディーゼルカーが出発したところです。このすぐ南を山陽新幹線の高架線路が通っていますが、当時はまだ駅は設置されていませんでしたが、後に新幹線厚狭駅も開業し、美祢線とセットで萩方面への観光客の誘致に役立っています。(でしょうか?)小郡、防府、徳山と通り過ぎ、柳井港駅でJRとお別れし、防予汽船のフェリーで松山は三津港に着きました。ちょうど正午頃で、給水できる時間帯でした。


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