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1894(明治27)年6月10日(当時)山陽鉄道が三原(現・糸崎)から広島まで開通しました、1906(明治39)年鉄道国有法によって国有鉄道になっていましたが、向洋駅が開業したのは1920(大正9)年8月1日でした。
開業当時の駅舎は現在の場所より約100m東側にあったそうで、駅名は、営業開始直前まで「安芸府中駅」とされて、キップまで印刷されていたそうです、しかし、住民の申し立てで現在の「向洋駅」になったということです。
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※ | 線路名称上では山陽本線単独駅だそうですが、運転系統上呉線の列車も乗り入れています。
広島〜海田市間は複々線(山陽本線・呉線)になっていますが、天神川駅、ここ向洋駅は上下線のホームだけで、路線別のホームはありません。 |
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向洋駅は、松田製作所(現・日本製鋼所)の通勤者や遠来の観光客などでにぎあってたそうです。現在もマツダ本社の最寄り駅ですので、平日の朝夕ラッシュ時はマツダや関連企業等の人々で混雑する駅です。
わたしも山陽本線(中野東駅〜広島駅)を利用して通勤していましたので行きは向洋駅でどっと乗客が降り、帰りの時間がマツダの退勤時にあたるとどっと乗客が増える経験をしてきました。最近は、わが家の最寄駅(中野東駅)と同じように快速が止まらない駅になっています。 |
※ | 駅の住所は安芸郡府中町青崎南であり、向洋ではありません。
府中町は平成の大合併でも(周りは広島市ですが)単独町政を選択しています。 |
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09.05.03追記 03.08.31裕・編集 |