このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

房総半島日帰りの旅 (96年6月)

1.いざ千葉県へ

久しぶりに、他に予定のなかった6月のある日、JR東日本の「スーパーホリデーパス」を利用し、日帰りで房総半島を一周することにしました。

6時06分、伊勢原駅南口発のバスで平塚駅へ。みどりの窓口で「スーパーホリデーパス」を購入します。
予定より早く、6時37分平塚始発の普通列車に乗車。
戸塚で、4人掛けのボックスシートは埋まり、窮屈になります。

品川で、横須賀線〜総武快速線の津田沼行きに乗り換えます。土曜日の朝とあって、車内は空いています。
東京を過ぎ、市川の手前で江戸川を渡り、今回の目的地、千葉県へと入ります。
津田沼で下車し、改札を一旦出ます。
この駅は、親戚がバスで駅から15分位の所に住んでいて、何回か利用したことがあるが、いつ来ても人が多いですね。

ぶらっとした後、再びホームへ。8時42分発の上総一ノ宮行き快速に乗車。「たまには」と、今度はグリーン車に乗車する。
3割位の乗車率でしょうか。車両が古いので、窓がガタガタとうるさいです。その割には、高い料金を取ります。
だいたい、関東の列車は座りごこちその他、関西、名古屋と比べると確実に劣ると思います。(運賃は安いのですが・・・)
蘇我を過ぎると、風景は郊外的になり、さらに、田園地帯と変わりました。曇り空に薄日が差しています。

2.外房の風景を眺めながら・・・海中公園へ

上総一ノ宮に着き、ホーム反対側の安房鴨川行き普通に乗り換えます。
11両から4両の列車に乗り換えましたが、車体のデザインが同じなので、変わり映えがしませんが、扉の上の「成田ゆめ牧場」の広告が、千葉へ来た事を感じさせます。
9時43分、出発。
次の東浪見で、サーフボードを担いだ兄ちゃんが降りていきました。海が見えないのになんで?と思い、持参した地図を見ると、海岸は駅から1km以上も先でした。
大原では特急待ちのため、16分停車。ホームに降りて、一息つきます。ここからは4両のうち、2・3両目が喫煙車両となります。特急を見送った後、再び出発。御宿辺りから観光地らしくなってきます。
勝浦の次の鵜原で下車。駅員(たぶん委託)1人の、静かな駅です。

ここから、歩いて勝浦海中公園へ向かいます。案内板があるので安心です。車も、人の通りも少ない道を、トンネルを5つ超え、10分強で到着。意外と人がいました。車で来た人がほとんどのようですね。

窓口で¥940也を払って、海中展望塔へ向かいます。潮風が心地いいです。
長い橋を渡って展望塔へ入り、海中展望室へ。
海面下6mにあり、水中の様子が楽しめる・・・はずなのでしたが、窓が少し汚いのと、透明度が思ったほどよくないので(曇っていたせいもありますが)、2〜3m先までしか見えませんでした。その中を、大小様々な魚(すしネタになりそうな?)が泳いでいました。

見学を終えて、来た道を戻り、一息ついていると、あるはずのカメラが・・・無い事に気づきました。
窓口へ申し出ると、係りの人が、「展望塔へは行かれましたか?」と尋ねてきたので、「行きましたけど・・・」と答えると、「それらしき忘れ物を展望塔で預かっているので、行ってみてください。」と言われたので早速行くと、間違いなく・・・自分のものでした。

3.そして房総半島南端へ

来た道を再び鵜原駅へと戻り、12時39分発の安房鴨川行き普通に乗車。
手前の勝浦まで、特急として運転されてきた列車なので、特急の車両でした。
車内を移動し、空席を見つけて座る。特急料金を払わずに特急車両に乗るのは、気持ちがいいですね。
街が近づいて13時04分、安房鴨川に到着。内房線に乗り換え、館山へ向かいます。
制服姿の高校生が乗車していました。「今日は休みじゃないんだ」と、ふと思いながら。(この日は土曜日でしたが)
この車内で睡魔が襲います。13時57分、館山に到着。

街をぶらっとした後、JRバスに乗車。このバスには、「フラワー号」という愛称がついていました。(と言っても、何の変哲もない路線バス)
この路線は、海岸沿いを走る事を確認しており、期待をします。

14時40分、駅前を出発。市街地を抜け、20分位走ると、右側に海が見え始めます。遠く、三浦半島らしき陸地が見えます。と思ったら、今度は伊豆半島らしき島影も。ただ、少し曇っていたのが残念ではありましたが。
「フラワーロード」に入ると、道は直線になり、車道と歩道の間が花壇のようになっていました。道の両側には、ホテルや観光施設などが点在しています。(いかにも観光地的)
野島崎灯台を過ぎ、バスは終点の安房白浜に到着。

5分ほど歩いて、海岸へ出ます。岩場に座ってしばらく海を眺めます。素潜りで何かを採っている人がいたり、水中からトビウオが跳ねたり、私の家の近所では見られない光景を見ていました。
「こんなところに別荘が持ちたい」なんて考えるのは、まだ早すぎるかな。(まるでオヤジ?)
でも、海のそばっていいなー、と思います(少なくとも僕は)。
ところで、土産物屋に書いてあった、「名物 くじらのたれ」とは何だったのでしょう。実物を見なかったので、何だか分かりませんでした。

16時45分発のバスで、今度は千倉へと向かいます。乗ったバスが、20年近くも走っているようなオンボロバスで、前の座席カバーには、少しいかがわしそうな落書きが・・・。2階建て夜行バスを運行している会社と、同じ会社のバスとは、到底思えませんでした。
道が狭いので、のんびりと走ります。所々で、干物を干している魚屋もあります。

25分で千倉駅に到着。これから乗る臨時「ホリデー快速内房号」(新宿行き)は、時刻表では駅弁販売駅(木更津、千葉等)は短い停車時間となっているので、あらかじめコンビニ兼土産物屋(なんだそれは)で、弁当と土産を購入しておきます。

4.なに騒いでるんだぁ!!

列車に乗り、17時35分、5分遅れで千倉を出発。原因は、踏切の故障とのこと。
車内は、全席簡易リクライニングシートで、座り心地はいいのですが、以前の修学旅行用車両(昔はそんな列車がありました)の改造なので、座席と窓の位置が合っていない箇所があったり、シートも1段しか倒せないので少し不満も残りますが、車内はきれいで、車体のデザインも明るくて好感が持てます。
静かだった車内も次の館山までで、僕の乗っていた車両に、10人位の中学生の集団が乗り込んできて、ギャーギャー騒ぐわ、座席をバタバタさせるわ、挙げ句の果てには、網棚の上に昇って横になる奴まで現れ(お前は猿か!!)、まるで「列車動物園」の様相を呈してきました。
この時、「指定席にすればよかった」と思ったのは言うまでもありません。(8両編成のうち、4両が指定席)

左車窓には東京湾が望め、三浦半島や建設中の東京湾横断道路の橋(注:今の東京湾アクアライン)が見えました。木更津付近で日没となります。
千葉で総武線に入り、船橋で前述の中学生集団が下車。この辺まで来ると、街に灯りが目立ちます。
錦糸町を出ると、列車は快速線から緩行線(黄色の各駅停車)の線路へ入り、秋葉原に停車した後、御茶ノ水で今度は中央線快速の線路に入るという、変わった経路をたどって、20時28分、終点の新宿に到着しました。

 

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