このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

豊橋鉄道東田本線

 〜最新路線には日本で一番急なカーブも〜

                         駅前に停車中のモ3203

 JR豊橋駅前から幹線道路を通って郊外に達する路線。このうち、昭和57年7月に開業した井原〜運動公園前間
0.6㎞は日本の路面電車では最も新しい路線であり、井原の分岐部には半径11mという国内では急なカーブが誕生
した。
 運行系統は、駅前〜赤岩口間と駅前〜運動公園前間とがありどちらも日中7分間隔で運転されている。系統番号
はつけられていないが、行先表示幕の地色が駅前行きが黒、赤岩口ゆきが赤、運動公園前行きが緑となっており、
誤乗防止に役立っている。
 運賃は全線均一性で、都電と同じように、前ドアから乗車して、その際に運賃を払う。乗換の場合には乗車時に
その旨を伝えると、乗換券を発行してくれる。一日乗車券は、駅間停留所や競輪場前の営業所などで発売してい
る。
 路線は競輪場前〜赤岩口間と井原〜運動公園前間が単線で、他は複線。駅前付近の架線柱には、ガス灯風の
街灯がつく。
 特徴的なのは、戦後1両もオリジナル車を新製・投入しておらず、現有15両も全て他都市からの転入車両である。
モ3100形とモ3700形は全廃された名古屋市電から譲渡された車両で、片側に3ヶ所ドアがある。
 モ3500形は元都電7000形で、都電時代の昭和52年に車体更新を受け、豊橋転入時に再度改造されている。

線路総延長 5.3㎞

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