このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

中国〜四国の旅PART2


                              正解はこれだ↓


                        亀嵩駅の手打ち弁当そば 500円なり。


 実は亀嵩駅は「扇屋」というそば屋になっておりご主人の杠(ゆずりは)隆吉さんは昭和46年の駅無人化に際して
委託駅長を引き受けた人で、昭和48年1月に駅の活性化のためそば屋を開店した。現在では息子さん夫婦も加わ
ってがんばっていらっしゃる。そば粉は近くの水車で挽き、手打ちのやや太めのおいしいそばだ。もう、そこらのそば
屋のとは訳が違う。わざわざここまでマイカーで食べに来る人もいるとか。事前に電話連絡しておけばホームまで
出前してくれるのだ。皆さんも是非訪れるようでしたら木次線名物・亀嵩の駅そばを味わってみよう!
TEL0854-57-0034 定休日:第1・3火曜日。

 出雲坂根11:01着。発車は11:18。この駅はある2つが有名。一つは駅構内にある延命水。


 ひしゃくと狸の置物が置いてある。実際に飲んでみると、冷たくてうますぎる!駅事務所では記念切符の他、延命
水のペットボトルやおみやげ品も売られていて、観光地化していた。

                            もうひとつはこれ↓


 出雲坂根は全国的にも珍しい三段式スイッチバックが有名で、駅構内の564mから次の駅・三井野原までの731mま
での167mの高度差を2回方向を変えて結んでいる。上の画像は右側の線路を奥からバックでシェルターの中に
入り、今度は左側の線路に進んで列車は登って行く。すると列車は右下に出雲坂根の駅舎が見えてきて、一旦停
止する。
 次は、木次線最大のビューポイントで、列車は一時停止した。それは?

    

  国道314号の二重ループ橋「おろちループ」           乗客全員「おろちループ」を見る


 いやあ、ものすごく感動した。車内では車掌さんが乗車記念証と「奥出雲おろち号」オリジナルペーパークラフトを
プレゼント。先頭箇所には雑記帳が設置されており利用者が気ままに書き込むようになっている。その中には今月
9日(月)にTBS系日曜日7:30から放送中の「笑顔がいちばん」の取材で、タレントの清水由貴子さんが取材でこの
トロッコ列車に乗車したとのこと。そのうちテレビで放映されるかな?

 列車は三井野原を出ると広島県に入った。12:05終点、備後落合に到着、Bingo!山間部の無人駅だ。トロッコ列
車は、12:30に木次に向けて折り返して発車して行った。そば・水・空気がおいしい木次線の旅でした。

 備後落合13:00発の三次(みよし)行きのワンマンカーに乗り、終点で広島行きの気動車に乗り換える。
15:41いよいよ広島到着!広島ではどこに行こうか?そうです。山陽本線の下り電車に乗って26分、宮島口下車。
徒歩6分で宮島航路に乗る。18きっぷで。ここで不思議に思われるかもしれません。「青春18きっぷ」って、JRの
列車しか乗れないのに、なんで船に乗ることが出来るの?そうですよね。下の画像をご覧下さい。

                              ななうら丸

 特にフェリーの煙突部分をご覧下さい。ちゃんと「JR」の文字が入っていますよね!つまり、JR西日本宮島航路とい
う鉄道扱いの路線です。ですから、券売機ではオレンジカードでも、もちろん乗船券が購入できます。もちろん18
きっぷでも乗船可能です。18きっぷで乗船できる唯一の航路です。昭和63年の青函トンネル・瀬戸大橋が開通する
前は、それぞれ18きっぷで青函連絡船・宇高連絡船にもちろん乗船できました。この宮島航路は宮島まで1.0㎞で
運賃は170円。所要時間10分で到着します。就航船は上の画像の「ななうら丸」の他に、「みやじま丸」と「みせん
丸」の合計3艘で運行しています。運行間隔は15分おきですが、今日はお盆の多客時期なので10分間隔で運行
中!この宮島航路の特徴は?下の画像をご覧下さい!

 もう何だか分かりましたネ!そうです。日本三景の一つである宮島の厳島神社に建つ国の重要文化財である大鳥
居付近を迂回してくれるのです。
 宮島に到着すると、鹿がお出迎え。夏来ても「安芸」の宮島とはこれいかり!3110はちょっとぶらぶらして再び
乗船。山陽本線で再び広島に戻る。
 広島18:07発呉線快速「安芸ライナー」に乗って18:38、安芸阿賀下車。徒歩15分で阿賀港へ。丁度ここ呉で日が
暮れた。19:30発呉・松山フェリーに乗船する。また、18きっぷで乗ったの?ブッブー!ちゃんと乗船券を買いました。

 

 16とは16便のことです。船は「ほりえ丸」。定刻に出港!船内のテレビのニュースではしまなみ海道はGW期間中を
上回る大渋滞で、高速バスは満席状態とのこと。3110の乗ったこのフェリー。旅客定員320人のところたったの23
人。淋しすぎる。フェリーは夜の瀬戸内海を航行する。21:20四国・松山の堀江港に入港。ここから徒歩5分でJR
予讃線の堀江駅に到着。21:43発の松山行きの電車に乗る。14分で松山到着!道後温泉にでも汗を流しに行き
たいところだが、帰りの夜行快速の発車時間までに間に合わないので断念した。

 22:44快速ムーンライト松山号で四国にサヨナラ!いつの間にか深い眠りに!

平成11年8月17日(火)

 列車は夜中の瀬戸大橋を渡り、山陽本線・東海道本線を東上する。3110は大阪付近で目が覚めた。
6:29京都着。ここからひたすら群馬へ戻る。深谷17:20着。いやあ、疲れた。


黒鉄鉄子:3110さん、5963(ご苦労さん)でした。ところでHPの最初のところに「3110の旅(予定)」とありますが、
       次回はどこへ行って来るのですか?
kobin3110:行き先は3110です。次回は相棒と行く長期旅行になる予定です。
黒鉄鉄子:そうですか。それでは皆様、次回も期待しましょう!これで「鉄子の部屋」を終わります。
kobin3110:再見!

 

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