このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

★トクトク切符の研究

エアドゥやスカイマークエアラインズといった新しい航空会社が出現し既存の航空会社も
運賃を下げざるをえなくなり次第に運賃は低下していったのです。
しかし、航空運賃の自由化に伴い従来のJRの運賃と併用できた往復割引がなくなったり
季節による運賃格差は大きくなり、盆休みや正月休といった多客期にしか飛行機を利用しない私にとっては以前よりかえって運賃が高くなったように思うのです。
下記の運賃は道内時刻表1月号(弘済出版社)に記載された運賃を使用しました。


大阪→函館大阪→札幌大阪→釧路東京→札幌
19913030031750
23850
19923030031700
23850
199330300317003450023850
199430300317503450023850
199530300317503450023850
199630300317503450023850
199728800306503375025250
199829050310503430025600
199929250312503450028000
20002860030850
24700
200135000370004150030000

1998年頃から新規の航空会社の参入で上の表ではわからないのですが
早期購入割引切符等で徐々に運賃が安くなってきたのです。
しかし、2000年の4月以降の運賃が急に高くなり多客期は往復割引や
早期購入割引切符も適用されないので非常に高い切符を買わなければならないのです。

しかし2001年の元旦に新世紀割引の切符として元旦割引切符が発売されました。
ANAでは元旦の国内全路線を1万円にしましたし日本エアシステムでも最大約7割引きに
なるような元旦切符を発売しました。
私はこの元旦切符で大阪・釧路を往復しましたが行きは41500円だったのに対して
帰りは13700円と切符を発券したJTBの人も驚くような格差となりました。

一般的に多客期は高く閑散期には安いという傾向は今後も続くはずなので期間限定の
こうした割安切符を活用することが大事になってきます。
いづれにしてもパック旅行は安く、自由な旅を求める個人の旅は高くなるでしょうね。
いくら料金が安くなってもパック旅行などには魂を売る気がない私ですから今年の対策を
次で検討したいです。

ここで使える運賃の節約法は次のふたつだと思います。

■早期購入割引
これは発売当日や搭乗日の14日前、21日前までに切符を購入することにより
安くなる場合とANAの超割のように一定の期間が均一料金(超割は片道1万円)に
なる場合があります。

■航空会社の企画切符
これはANAの空遊券やJASのナイスウイングのように往復の航空券とホテルの1泊が
セットになっているものです。旅のルートは全く自由に組めるので使いやすいです。
料金的にも多客期なら往復の飛行機代より安いときもあります。

◆ゴールデンウイーク(2001年)
今年の場合4月28日から5月6日までの料金設定は非常に高くなります。
しかしその直後の5月10日から14日までならJASの割引切符があります。
これは国内の全路線が片道5000円になります。
12日と13日が土日になりますのでこの切符は使いたいですね。
詳細はJASのHPまで。   http://www.jas.co.jp/

◆7月20日(海の日)〜22日までの3連休。
この期間は夏休み直前ということで料金的にも特に割高には設定されていないと
思いますので早期購入割引を利用するのが得策です。
ちょうど富良野周辺のラベンダーの最盛期ですので狙い目です。

◆盆休み
今年は8月11日から15日あるいは8月11月から19日までが盆休みという会社が
多いですからこの期間の料金設定はどうしても割高になります。
しかし、少し時期をずらして前述のANAの空遊券等を使えば少し安く行けると思います。
狙い目は8月9日出発分と13日出発分ですね。(1万円くらいの差になると思います)


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