このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
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ブダペストの寝どころ
ブダペストにもパリのように駅前に安宿街があったらいいのにとは思うが、ないものは仕方がない。安宿街どころか、ホテル街がないので、歩いて宿探しをしようというのはちょっと無謀。ブダペストは広い。まず、ガイドブックかインフォメーションをあてにしよう。
東駅では国際列車の到着に合わせてユースホステルや民宿の勧誘があるのでそれにのるのも悪くない。ただ、場所がどこなのかはさきに確認してからでないと、辺鄙なところへ連れて行かれかねない。また、列車によっては勧誘がこない場合もあるが、タクシー乗り場のほうへ歩いていけば必ず民宿の客引きがいる。現地の物価に比べて、ホテルの値段は概して高めだといえる。安く上げるならユースホステルや民宿、お金に余裕があるのならホテルやペンションという選択になろう。
もちろんホテルにもランクがあり、場末のホテルからドナウ川沿いや王宮の丘の高級ホテルまで様々だ。
ブダペストで注目したいのは、旧共産圏では恐らく唯一であろう日本人宿の存在である。経営者はハンガリー人だが、いつからか日本人が集まるようになったらしい。テレザハウスという。格安というわけでもないが、それなりに安いし、情報ノートがあるので周辺国へ渡る人にとっては有り難い。日本人宿のあの雰囲気がきらいな人は行かないほうがよい。
民宿 (プライベートルーム)
予算的には日本円にして500円から1200円程度。
アパートを丸々一つ使わせてもらえることもあれば、狭いロフトに寝かされる場合もあり、これだけは運としか言いようがない。
場所によっては湯が出なかったりするのも愛敬だと思おう。
食事まで食べさせてくれる事だってあるんだから。プラスマイナスゼロだということだ。 上述のテレザハウスも民宿に入るだろう。寝るだけの場所だが、情報は豊富。駅の客引きの場合(Zimmer FreiとかPrivate roomとかいう札を持っていることが多い)、交渉次第で安くなることがある。安くても不便なことがあるので、場所の確認を忘れないようにすること。
危険性については何ともいえないが、そこらへんの判断は自分でするしかないだろう。
また旅行会社で民宿の紹介をしているので聞いてみるとよい。紹介料を取られるが、安心料だと思えばいい。
ユースホステル予算は日本円にして500円から800円程度。
多くは大学の寮なので夏休みだけの季節営業。夏は一体何軒のユースホステルがあるかわからないぐらい。反面通年営業のホステルは少ない。
場所も様々で、一等地から辺鄙なところまである。場所にこだわらなければ、予約の必要はない。
東駅にインフォメーションがあるので聞いてみるといい。又は、町の中のExpressという旅行社で聞いてみよう。
ホテル・ペンション予算は日本円にして2500円から数万円。
ホテルと名がつくと途端に値段が高くなる。平気でシングル一万円ぐらいしてしまうのには驚き。日本のビジネスホテルのほうがよっぽど良心的だ。
ホテル・ケンピンスキやマリオット、フォーラム、ヒルトンといった有名どころは泊まってみたいが泊まれないので、せめてロビーだけでも使わせてもらおう。ヒルトンには日本語の新聞も置いてある。
ゲレルトホテルの温泉や、ホテル・ベーケのジョルナイ喫茶店なども使おう。
安めのホテルとしてはガイドブックに載っている「エクスプレス」や「メトロポル」などがある。それ以外にはゲレルトの丘の上にある要塞の中のホテル(ドミトリーは非常に安い)や、地下鉄3号線のDozsa Gyorgy ut駅の上のスポーツホテルも安い。
きっと探せば安いホテルはいくらでもあるはず。がんばろう。
いっそブダペストでリゾートするなら、マルギット島などにある温泉ホテルもいいが、市西端にあるPetnehazi Clubなんかもいい。ロッジ形式になっていて、多少騒いでも大丈夫だし、きれいなプールもあるし、乗馬やテニス、バーベキューもできる。
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